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あしおとだより

あしおとだより 番外編

2021-05-08
カテゴリ:男子ステージ,女子ステージ
こんにちは。
今年の5月1日(土)は何の日だったか知っていますか?
正解は”八十八夜”。みなさんご存じの通り、お茶摘みの目安となる日でした。八十八夜とは、二十四節季でいう”立春”から数えて88日目にあたる日のことです。この日はお茶農家さんにとって、とても大事な日で、お茶の成長を見ながら、いっきにお茶を収穫します。お茶畑が広がる地域では、親族総出でお茶を摘む様子がゴールデンウィークの風物詩になっています。
さて、本来であれば、みなさんに自然塾のお茶摘みに参加していただく予定でしたが、中止となってしまいました。作物の成長はコロナでも止められないので、今年はスタッフ総出でお茶摘みをしました。その様子を今回のあしおとだよりでお伝えします。
お茶摘(つ)みの様子
自然塾では”一芯二葉"を目安にお茶の葉を摘み取ります。新しく伸びてきた葉は針のように先端がとがっていて、葉がくるくるっと筒状に丸まった状態で伸びてきます。これを”芯”として、その下に続く2枚目の葉までを摘み取ります。
朝8時にお茶摘みスタート。朝とは思えないほど日差しが強く、夏を思わせるような青空でした。前日に雨が降ったので、葉についた土埃(つちぼこり)が洗い流され、茶畑がきらきらと輝いていました。
よい茶葉だけを厳選(げんせん)して摘み取ったので、お茶垣(がき)2m分でこのくらいの量にしかなりませんでした。
お茶摘み開始から3時間以上が経ちましたが、集中力を切らしません。みんな黙々とお茶を摘んでいきます。
柳川先生はさすがの手際で、スタッフの4倍の速さでお茶を摘んでいきます。負けじとスタッフも手を動かしますが、全く追いつけませんでした。
お昼を挟(はさ)んでまたお茶摘み再開。手からお茶のにおいがするようになりました。フレッシュグリーンの爽(さわ)やかな香りです。
お茶の葉は傷つくと発酵(はっこう)が始まってしまうので、お茶工場に持っていく前まで広げておきます。今年の収穫量は15kgほどでしたが、超高級茶葉が出来上がるはずです。はやく飲んでみたいですね。
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