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第24期(2025年度)

6月14日~6月15日 女子第8ステージ

2025-06-21
カテゴリ:女子ステージ
土曜日は前回収穫したコムギの脱穀・風せん、チーム農園作業、塾生企画準備と発表を行いました。コムギの脱穀・風せんでは、昔ながらの機械にわくわくした様子で、丁寧に作業を行いました。
日曜日は蒸し暑い中、夏野菜とゴボウの世話を集中して取り組みました。


チーム農園作業
午後から雨予報だったため、はじまりの集いを省略してチーム農園作業へ。
久しぶりのチーム農園作業。円陣を組んで作業スタート!
まずは畑の観察から。野菜の成長にびっくりしたね!
メロンの実を発見!無事に大きく育つといいね。
作業の計画を立てることにも慣れてきました!
トマトの誘引について、飯田先生からアドバイスをいただいています。
カボチャとスイカのツルが伸びる場所を耕しています。
大きなキュウリを初収穫!
「かさになったよ~」カボチャの葉っぱは大きいね。
コムギの脱穀・風せん
約74歳の脱穀機を使い、塾頭さんにサポートいただきながら脱穀スタート!
「はい、どうぞ!」脱穀前後のコムギの受け渡し係。
「一粒も無駄にしないように」脱穀機でとり切れなかった穂をハサミで切っています。
「すご~い!」脱穀機からコムギの粒ともみ殻を取り出します。
脱穀後のコムギともみ殻を唐箕(とうみ)という機械を使って分けていきます。
「手が疲れた~」ハンドルを素早く回して風を起こします。
出てきたコムギからごみやもみ殻を取り除きます。
塾生企画準備、発表
塾頭さんと事務長さんへの発表に向けて作戦会議!
声をそろえて「よろしくお願いします!」いよいよ発表の時間。
いただいたアドバイスをもとにみんなでもう一度話し合いました。
夜の活動・自由時間
雨のため、予定していたホタル観察は断念し食堂の天井を使い、プラネタリウムを鑑賞しました。
第5ステージで野外で見た星も見つけることができたね!
色も濃く、きれいに染まった草木染め。
マラカスにけん玉、にぎやかで楽しそう!
「いっぱいとれた~」朝の散歩でキュウリを収穫!
ゴボウ・夏野菜の世話
ゴボウの葉の裏についたアブラムシを丁寧にとっています。
「ネキリムシどこだ~」ゴボウの茎や根をかじる虫を探しています。
「背を追い越されちゃった!」トマトの成長にはびっくりだね。
パプリカの誘引をしています。誘引はもうお手のものだね!
塾頭の話
今回のステージはコムギの脱穀と風せんでした。風を使ってその重さの違いからコムギの実と殻を分ける、昔の人の知恵が詰まった道具です。今の新しい機械は自動化されていますが、原理は同じで風力と重力を使っています。

残念ながら雨で出かけられなかったホタルの観察ですが、雨の中でもホタルは飛んでいたそうです。ホタルは、おだやかな流れのきれいな川、自然の川岸でないと子孫を残せません。いつまでも幻想的なホタルが住める環境を我々が守っていかないといけませんね。

塾生企画の発表をしてくれました。具体的にやりたいことを実現するにはたくさんアイデアを出さなくてはなりません。でも最終的にはお互いが納得するまで意見を交換し、一つの考えにまとめる工夫をするのが大事です。これから実現に向けて積極的に自分の意見を出して相手の意見も聞き、お互い納得して決めるやり方を体験してください。

今回のステージから学んでほしいこと
➀昔の人の農作業や道具の知恵(脱穀・風せん)
②いつまでもホタルが住める環境を守ること
③チームで一つの考えにまとめる工夫
食事
【土曜昼食】
・冷やしおろしうどん ・サラダ
塾→サニーレタス、リーフレタス、大根、青じそ、キュウリ、キャベツ、間引き人参、ミニトマト、空豆、梅干し
【土曜夕食】
・釜炊きご飯 ・野菜スープ ・和風おろしハンバーグ ・サラダ
塾→塾→サニーレタス、リーフレタス、大根、青じそ、キュウリ、キャベツ、間引き人参、タマネギ、スナップエンドウ、ニンニク
【日曜朝食】
・釜炊きご飯 ・味噌汁 ・鰤の照り焼きおろし和え
塾→キャベツ、タマネギ、大根、青じそ、味噌
柳川先生→カブ
【日曜昼食】
・冷麺 ・サラダ
塾→サニーレタス、リーフレタス、キュウリ、伏見唐辛子、ニンニク
編集後記
梅雨に入った初めての土曜日は午後から雨が降り始めました。楽しみにしていたホタルの観察を行うことができず残念でしたが、恵みの雨による野菜の急成長に塾生たちは驚いていました。
コムギの脱穀・風せんでは、塾生たちの一粒も無駄にしないという丁寧な作業風景が印象的でした。コムギを通して、食材に対する関心も高まると嬉しいです。
塾生企画はいよいよ具体的な準備を進めていきます。チームのみんなと話し合い、塾生のみんなも楽しみながら企画を進められるよう、頑張っていきましょう!
H.A.
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