ステージテーマ:「収穫したジャガイモを使って、チームで協力してコロッケを作ろう」
 共同生活の目標:「今までの目標の中から1つ選ぶ」→「何事も心を込めてきちんと丁寧に作業する。」

 塾生が市村自然塾に来て、3ヶ月の月日がたちました。塾の畑では作物が勢いよく生長しています。その中で、塾に来て初めて行なった農作業で植え付けをしたジャガイモが、いよいよ収穫時期を迎えます。今回のステージではジャガイモの収穫と、収穫したジャガイモを材料にして各チームごとでコロッケ作りをしました。また、共同生活の目標では今までの活動で上がった中から選び「何事も心を込めてきちんと丁寧に作業する」を選びました。これは、このステージでジャガイモの収穫、コロッケ作り、コムギの収穫と、それぞれ丁寧に作業を進めなければならないこともあり、前回と同様にしました。

6月8日(金)
◇夜のつどい
 第7ステージを始めるにあたり、塾頭さんからお話がありました。
 18回の3分の1の活動が終わって様々な事が身についてきました。みんな成長しています。家に帰っても繰り返しやるようにしてください。
また、今回はジャガイモの収穫です。ジャガイモは3ヶ月間みんなが心を込めて世話をしてようやく収穫できるようになりました。収穫の喜びをしっかりと感じてください。
6月9日(土)
◇共同農園作業 〜ジャガイモの収穫〜
 朝から曇り空で、天気予報によると10時から雨が降り出す予報でした。天気を考慮して予定をしていたジャガイモの収穫をお土産の分とコロッケの材料分にしました。ジャガイモの収穫は乱暴に掘ると皮を傷つけてしまうので、目標にもある「丁寧に心を込めて」ジャガイモを掘り上げてもらいました。
 畑について早速掘り始めました。道具は何も使わず自分の手で掘りあげてもらう「探し掘り」をしてもらいました。軍手を真っ黒にして掘り上げました。
 大きなジャガイモを掘りあげるたびにあちこちから歓声が上がりました。掘りあげた大きなジャガイモを手に誇らしい表情を見せてくれました。
 ジャガイモの地上部は「疫病(えきびょう)」というナス科の作物に広がる伝染病が出やすくなるので、畑から塾庭に持って帰りました。畑に病気が広がらない工夫です。
 塾舎に戻ると突然の雨。間一髪で塾生みんな濡れずに済みました。
 塾生たちは各チームに分かれて、土間でお土産のジャガイモを分けました。分け方はチームによって様々。リーダーが適当に分けてそれをメンバーが順番に取っていくところもあれば、重さをきっちり量って分けるチームもありました。
◇おやつ
 ジャガイモを収穫したので、今回のおやつはジャガイモの蒸かしイモ。「おかわりないの?」と聞く塾生が続出でした。

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