7月29日(日) 
◇準備体操
暑さを避けて、早朝6時から共同農園作業に出かけます。目覚めたばかりの身体はしっかりと解してから運動しないと怪我をする原因にもなってしまいます。
◇ミニトマトの丸かじり、ササゲの世話
まずは畑でトマトの丸かじりをしました。真っ赤に畑で完熟したトマトは蒸し暑い中作業する前には最高のご馳走です。
6月に種まきしたササゲ(アズキ)は、今では立派に葉を茂らせています。塾生達には畝の間に入ってもらい草取りと土寄せをしてもらいました。
◇チーム農園「トウモロコシ」の収穫
前日のチーム農園作業の時間には収穫せずに日曜日の昼食に合わせて2チームがチーム農園でトウモロコシを収穫していました。もいでから直ぐに茹でたトウモロコシは信じられないくらいに甘く、塾頭を始めとして振舞ってもらったスタッフは皆、想像以上の味わいに舌鼓を打っていただきました。
上半期チーム農園の振り返り・秋の作付け計画話し合い
10時からの活動時間にはチーム農園で春から育ててきた作物の振り返りをしました。成功したのはどうしてだろう?失敗の原因は何だろう?秋からのチーム農園は、その失敗の経験や学びが活かされて、もっと素晴らしいものになると良いですね。
今ステージのまとめ
今ステージを振り返って、塾頭さんからお話がありました。
「私達がいただいている野菜は収穫直前まで畑で懸命に生きていたものであり、私達はその命を頂いてエネルギーに替えている。だから無駄にしてはいけないし、感謝の気持ちを持つべきです。作物や食べ物だけに限らず、色んな人や物の支えがあって、私達は今こうしてあることを忘れてはいけません。」

編集後記:
 夏の一大イベント「親子大会」を目前に控え、その準備やチーム農園活動を優先して多くの時間を割いたために共同農園作業はほとんどしませんでしたが、その分、準備に取り組む塾生の姿はとても活き活きとしていました。まだまだ大人のサポートが必要な面もありますが、やるべきことを理解すると課題にしっかりと向き合って黙々と取り組むことのできる塾生が増えてきました。
 今回からスタートした夏スケジュール。塾生たちは早朝6時からの農作業にもしっかりと取り組み、日中の頭脳労働もしっかりと話し合って取り組むことができていました。みんな、自然塾後半戦の良いスタートが切れたのではないでしょうか。朝早く起きて農作業に励み、身の回りを掃除し、食事を作り、姿勢を正してそれをいただく。人間が昔から営んできた当たり前のことですが、自然塾ではそれが1番大切なことです。身を引き締め、もう一度原点に帰って、残りのステージを取り組んでいただきたいと思います。
 共同生活の目標は個人で決めてもらいました。特に「時間を守る」を掲げていた塾生が多かったにも関わらず、集合時間を守れなかった時が多かったのが残念です。夏スケジュールの浸透不足のためか、塾生の意識の甘さのためか、定かではありませんが、締め切り直前にならないと本気にならない人間の弱さのようなものがこうした形になって現れたような気もします。塾生一人一人が苦手なことを1つ1つ克服し、自然塾を終える頃には一回りも二回りも成長した人間になっていて欲しいと思います。

                                                                     H.T.

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