女子第５ステージ

９月２日（土）　～夜の活動～
◇自然災害時の危険予知トレーニング
過去の災害データなどをもとに、①大雨・洪水の場合、②台風・暴風雨の場合、③地震、④それらの安全対策、⑤災害後について学習しました。
テレビに映し出される過去の出来事や災害を目の当たりにし、各塾生は、自分の身の回りの現状と照らし合わせながら熱心に学習していました。質問や意見も飛び交い、みんな積極的に参加していました。
９月３日（日）
◇共同農園作業
今日もとてもいい天気になりました。今日は、作業の前にあしおとツアーとして、ジャイモン畑で親子大会時に植えつけたキュウリと、最近ハクビシンにやられてしまい、ネットを張ったばかりのラッカセイなどの様子を見学しました。その後、２チームずつに分かれて各作業に取り掛かりました。
	AチームとCチームは、ジャイモン畑Ⅱで、ホウレンソウとミズナの種を播きました。まず、ホウレンソウの畝に石灰をまきました。ここの土は酸性が強いため、そのまま種を播いてしまうとホウレンソウが溶けてしまうので、石灰を混ぜてアルカリ性にするのです。

その後、みんなで一斉に畝をたて、小さな種を１cm間隔で一粒一粒丁寧に播いていきました。
一方BチームとDチームは、隣のジャイモン畑Ⅲで、ダイコンの種の播きなおしをしました。このダイコンは、大地の会時にOGの女子塾生達が播いてくれたものでしたが、虫にやられてしまいほとんど芽が出なかったため、今回もう一度種をまきました。
	２チームとも、種まき後は全員で、ジャイモン畑Ⅲでニンジンの草取り、ネギの草取り、畑全体の草取りをしました。みんなでやるとあっという間で、雑草でいっぱいだった畑がすっかり綺麗になり、窮屈そうだった作物ものびのびと顔を出していました。

編集後記：
　今ステージでは、共同生活の目標を前回よりも具体的にさせ、また、その目標を達成するためには“どういうふうに意識したらいいか”、というところまで考えさせて取り組みました。具体的にしたことで意識しやすくなり、目標を達成するために一生懸命努力する姿が印象的で、そういう塾生が多かったと感じます。しかし、目標に対する評価は目に見えるものではないため、客観的にみてできていないと思っても、本人が「できた」と思えばそれまでで、本当の“達成”という部分を見極めさせることの難しさを痛感しました。
　塾生には是非、もっと自分に厳しく、高い目標を持てる人になってほしいと思います。スタッフとして、褒めることももちろん大事にしていますが、褒めすぎて、子ども自身が今の自分に満足してしまい、向上心のない人間になってしまっては困ります。今後指導していく中で、この辺が重要になってくると感じました。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｍ.Ｓ.

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