8月20日(日) 
◇ニンジン・ダイコンの種まき、ゴボウの世話
みんなのチーム農園同様に、共同農園も秋に向けての作付けが始まりました。
ニンジンの種は風で飛んでいってしまいそうなくらい小さいのですが、それを1cm間隔で1粒ずつ播きました。早朝6時からの農作業でしたが、塾生たちは根気強く頑張っていました。
5月に種まきしたゴボウは、今ではこんなに葉っぱを茂らせています。「ゴボウってこんなに大きくなるんだ。」と塾生たちはびっくりしつつ、畝の間に入って草取りと追肥をしました。
◇朝の瞑想の時間
朝から農作業で体を動かしたので、もうお腹がペコペコです。待ちに待った朝食ですがその前に、姿勢を正して瞑想し、心を落ち着かせました。
入塾当初は1分間もじっと座っていられませんでしたが、今ではほとんどの塾生が、3分間姿勢良く座ることができるようになりました。集中力がついてきた証拠ですね。
◇親子大会「マスつかみ」の表彰式
少し遅くなりましたが、親子大会の「マスつかみ」で優秀な成績を収めた塾生と、その家族に表彰状と手作りの景品が渡されました。
◇塾頭さんの話
今ステージを振り返って、特に共同生活の目標に対して、塾頭さんからお話がありました。共同生活の目標で「5分前行動する」と掲げた塾生がたくさんいましたが、「5分前行動」の意味を履き違えている塾生がいたようです、、、
「共同生活の目標で、『5分前行動をする』と決めた塾生もいましたが、どうでしたか?5分前行動とは、ただ5分前に行動することではなく、それくらいの余裕をもって行動し、すぐに物事に取りかかれる心と体の準備ができていることですよ。」

編集後記:
 夏の一大イベント「親子大会」を無事終え、自然塾は秋の卒塾に向けて、畑も塾生たちの心も再スタートを切ることを目標に、今ステージを送りました。塾生たちは、早朝6時からの農作業にもしっかりと取り組め、チーム農園の後半の作物もしっかりと話し合って決めることができました。みんな、自然塾後半戦の良いスタートが切れたのではないでしょうか。朝早く起きて農作業に励み、身の回りを掃除し、食事を作り、姿勢を正してそれをいただく。人間が昔から営んできた当たり前のことですが、自然塾ではそれが1番大切なことです。身を引き締め、もう一度原点に戻って、後半のステージに取り組んで生きたいと思います。
 共同生活の目標は、個人で決めてもらいましたが、これもそれぞれの塾生がよく取り組めていました。整理整頓を気を付ける、とした塾生はきちんと身の回りを整え、時間を守るとした塾生は、たとえ早朝6時の集合にも遅れてくることはありませんでした。こうやって自分が苦手なことを1つ1つ克服し、自然塾を終える頃には一回りも二回りも成長した塾生たちであって欲しいと思います。

                                                                     M.K.

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