ステージテーマ:「親子大会で今までの成果を発表しよう!」
共同生活の目標:「みんなで協力して気持ちよく保護者を迎えよう。」

 今回は、市村自然塾関東の全18ステージを通して唯一保護者参加の活動、『親子大会』です。塾生にとって親子大会は、第1ステージから自然塾に通ってさまざまなことを学び成長した姿を見てもらう機会であり、第7ステージから計画してきた塾生企画の本番でもあります。また、保護者の方々には活動に積極的に関わってもらうことで、塾生達が市村自然塾でどのように生活しているかを身をもって体験していただき、自然塾の活動をより理解してもらうことを目的としています。
 今回のステージテーマ、共同生活の目標は、塾生達にとってただの遊びではなく、保護者を迎え入れて楽しませられるように設けました。

 

8月4日(金)
◇夜の集い
 塾生が夏休みの間、市村自然塾の生活は夏時間になります。
男子は第11ステージからとなり、集合時間が約1時間早くなりました。
 ステージを始めるにあたり、木全塾頭からお話がありました。
「みんなが10ステージの間どのように過ごしてきたか保護者の人に見てもらいます。やる時には一所懸命にやる。普段の塾活動と同じように、あいさつをする、時間を守る、しっかり食べる事をしましょう。遊びではありません。」
 塾頭の話をしっかりとメモを取る塾生も増えてきました。
 次に、自分達のチーム農園を保護者の前で発表する準備を行いをしました。一人一人発表する場所を決めて練習もしました。
8月5日(土)
◇早朝チーム農園作業
 夏時間となり、起床は5:30です。日中の農作業は、暑くて無駄に体力を消耗してしまいます。また、作物にとっても炎天下の世話はあまりよくありません。なので、早朝の涼しい時間帯の農作業をおこないました。
 今回はチーム農園作業です。保護者に発表するため、自分達の畑をキレイにしています。雑草だらけだった畑が見る見るきれいになっていきました。
◇テント設営
 親子大会は、保護者が塾舎に寝泊りします。そのため塾生たちは、塾庭にテントを張りそこで生活をしてもらいます。
 まだ午前中にもかかわらず日差しがきつく、塾生達は汗だくになりながらテントを設営しました。
◇浜田総合塾長のお話
 塾生達がテント設営をしている間、保護者の方々が到着しオリエンテーションが行われました。その後、塾生達も合流して一緒に総合塾長のお話を伺いました。
 昔は「強く、正しく」と教わりました。しかし、これでよいのでしょうか?戦争をしている国々では、どちらの国も正義のために戦っています。これでは戦争はなくなりません。そこで、私は「強く、優しく」とみなさんに伝えたい。その強さは、何に強いかは、他人に強いことではなく「自分に強く」なってもらいたいです。ガマン強さを身に付けてください。

 総合塾長の話を頭にとどめて、意識して活動に挑みましょう。

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