4月2日(土) 〜つづき〜
◇ゴボウの種まき
ゴボウは、種をまく前に1mくらいの穴を掘ります。これにより、やわらくなった地面を根がグングン伸びていき、まっすぐで長いゴボウが育つのです。
穴ほり開始!最初のうちは楽だけど、それでもちょっとたいへんだ。
けっこう掘れたねゴボウの穴。
みんなドンドンうもれてく。
あともう一息!!!!!!
◇夜の集い(チーム農園計画発表)
  夕食を終えて、先週に引き続きチーム農園の作付け計画の続きをしました。何を植えるか話し合いが決着すると、塾生たちはチームごとに皆の前で発表し、質問や忠告を受けました。
4月3日(日)
◇羽釜の洗浄
釜洗い、ごろごろくろぐろごっしごし。
力をこめて墨ずみおとせ。
洗った後は気持ちがいいな!!
◇ダイコンの種まき
いよいよ2回目の鍬(くわ)を使った農作業です。
帽子・タオル・軍手・長袖シャツ・長ズボンに身を包み、ダイコンの種を播きました。
  前日のゴボウのような平畝(ひらうね)とは違って、ダイコンはカマボコ型の畝(うね)をたてます。まだ鍬(くわ)を上手く使えないので手を使ってキレイな形に整えました。
◇チーム農園作業
おやつをはさんでチーム農園の土づくりが始まりました。
 塾生たちは重たい腐葉土や牛糞堆肥を、時には一輪車を使って、時には抱え込んで、よいしょ、こらしょと自分たちの畑まで運びました。
  畑に着くと、運んできた肥料をバラ撒き、鍬(くわ)で耕しながら、鋤きこんでいきました。
◇帰宅
昨日のハードな作業でみんな疲れ気味でしたが、バスの中から元気に手を振っていました。次のステージでも元気な顔を見せてください! 

編集後記:
 前回の塾での活動に際しては、何事にも話をしっかり聴き、一度説明したことを行動に移すことのできていた塾生たち。また、掃除や農作業などの仕事に積極的に取り組む姿も印象的でした。しかし、それはどうやら緊張して、本当の自分を出せないでいただけだったようで、徐々に甘えた生活態度が見られはじめました。
 今回のステージテーマにある「安全(危険)を知る」ことと、共同生活の目標の「人の話を聴く」、さらに付け加えるなら「ルールを守る」ということは、三位一体となって、どれも同じことを示していると考えられます。「大人たちが口を酸っぱくして言うことの裏には、どれも大切な意味があるのだよ」ということを理解して欲しかったのですが、どうだったのでしょう。塾生たちに自己評価を聞いてみたところ、ほぼ全員が「道具の正しい使い方と安全(危険)について理解できた」という答えが返ってきました。しかし、「人の話を聴く」ことについて自信なさげな答えしか返ってきませんでした。「分かっちゃいるけど、止められない」といったところでしょうか?
 これからの活動の中で塾生たちは様々なことを体験していくと思いますが、「やる時には、やる」人間に育っていって欲しいものです。そのためにも是非、集中すべき時とふざけても良い時とが判断できる人間になってください。もちろん、「遊ぶ時には、思いっきり遊ぶ」ことも忘れずに!!
                                                              H.T.
 ご意見、ご感想等ございましたらこちらまでおよせください。→
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