ステージテーマ:「気持ちを新たに再スタート!!」
 共同生活の目標:「思いやりのある言葉を使おう」


 お盆休みをはさんで3週間ぶりの自然塾。前ステージの親子大会では、2ヶ月かけて準備してきた塾生企画もそれぞれ成功し、塾生・スタッフ共々ほっとしました。
 そして、その間にも刻一刻と季節は移ろい、これから畑は、夏の作物から秋の作物に衣替えの時期を迎えます。そこで、今ステージのテーマは「気持ちを新たに再スタート!!」としました。収穫の秋に向けて畑の準備をすると共に、卒塾に向けて残り少ない塾生活を見つめ直し、実り多き秋をみんなで迎えましょう。
 共同生活の目標では、普段使っているコミュニケーションの道具である「言葉」について考えました。何気なく発したたった一言で、友達を傷つけてしまうことがあります。また逆に、友達を元気付けることもできます。お互いに相手を思いやり、自分が言われて嫌な言葉は使わない、言われてうれしかった言葉は積極的に使いましょうと呼びかけました。

8月19日(金)
◇夜のつどい
友達やスタッフとの3週間ぶりの再会です。塾生たちは、夏休みを満喫しているようでみんな元気いっぱいです。前のステージのときよりも、真っ黒に日焼けしている塾生が増えていました!
始めに、塾頭さんからお話がありました。
「みんなが力を入れてきた親子大会という大きなイベントも無事終わり、折り返し地点も過ぎました。これからは、11月の卒塾に向けて、また一歩一歩お互いに努力して成長していきましょう。」
◇親子大会塾生企画のふりかえり
前ステージは天候にも恵まれ、無事親子大会を終えることができました。その中で行われた、塾生主催の企画のふりかえりをしました。2ヶ月にわたって準備をしてきた塾生達。本番では充分その成果を発揮できたのでしょうか?
それぞれがした仕事や役割、工夫したことや苦労したことを書き出しました。
ふりかえりシートに、黙々と文字を書いてる塾生達の姿に、塾生企画への思い入れを感じました。
そして、企画グループごとみんなの前で発表しました。
それぞれ『参加者を楽しませる』という目的が果たせた手ごたえが感じられたようで、「友達と協力したからこそ成功した」という意見も多く寄せられました。
8月20日(土)
◇共同農園作業 <ダイコン・ニンジンの種まき>
今ステージも夏スケジュールで、朝5時30分に起床、6時から農作業となります。これは、夏の暑い時期、涼しい時間に農作業を行うお百姓さんの知恵を取り入れたものです。
今朝は、秋から冬にかけて収穫するダイコンとニンジンの種まきをしました。
ダイコンは第2ステージで種まきをして育て、収穫して食べたので、2回目の作付けです。
1回目は春だったので畝を立ててから種まきをしましたが、夏は乾燥を防ぐため畝を立てずにまきます。同じ野菜でも、季節や気候によって種まきの仕方を変えるのです!

それにしても、みんな起きてますか〜?!
続いて、初めてのニンジンの種まきです。
軽く畑を耕しながら低い畝を立てました。だんだんと太陽も昇り、じわっと汗がにじんできます。
出来上がった畝にうっすらまき溝を付け、種を一粒一粒まきました。
単純な作業ほど個人の性格が表れるようで、ぱっぱっぱぁ〜と終わらせて次の草取りを始める塾生もいれば、じっくり構えて自分の世界に没頭する塾生もいました。
◇自由時間のひとこま
昔懐かしい紙風船で遊ぶ塾生達。
この後、ネット代わりの紐を張って紙風船バレーボールをしていたようです。

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