男子第１０ステージ

７月２３日（土）　～つづき～
◇チーム農園作業　～つづき～
	チーム農園で取れたたくさんの作物を分けています。青いトマトはお家でジャム作りに挑戦するそうです。うまく出来るかな？
看板が完成したチームはいよいよ畑に立てました。作物もたくさん実り、にぎやかで楽しい畑になってきました。親子大会でのお披露目が楽しみです。
	かかしが完成したチームもあります。獣は人間の臭いが嫌いだということで、実はこのかかしの体の中には、床屋さんで頂いた人毛がたっぷり入っています。利きそうだ～！
７月２４日（日）
◇起床
日付変わって日曜日、今日は夏時間スケジュールで、５：３０に起きて６：００から農作業の予定になっています。みんな起きられるかな？
５：３０の時点ではこのような状態でしたが、６：００にはみんなピシッと農作業着で集合してくれました。夏の間お百姓さんは昼間の暑い時間帯を避け、こうやって早起きして畑に出るんだよ。作物を育てることは、本当に大変なことなんだね。
◇夏野菜、サトイモの手入れ
	今の時期のキュウリは毎日収穫しても追いつかないくらい実を付けてくれます。キュウリは毎日これだけの栄養を土や水、太陽から得ているんだね。そんなお腹がすいているはずのキュウリやピーマンなどに、追肥をして養分を補ってやりました。
サトイモの葉っぱはもうみんなの背丈くらいに成長しました。よっこいしょと葉っぱの下に潜って、丁寧に追肥をしてくれました。
◇ゴボウの手入れ
実はみんなが一生懸命穴を掘って種を播いたゴボウが今、ピンチなんです。４ヶ月も経つのに、双葉が出てからほとんど生長していません。今はとにかく、ゴボウにしてやれる事全てをしてやりましょう。ということで畝の草を取り、卵の殻で芽を守り、液肥をたっぷりかけてやりました。
草と間違ってゴボウを抜いてしまう塾生もたくさんいました。「あぁ～貴重なゴボウが～！」と周りから悲鳴があがります。。。
◇チーム農園発表の準備、秋の作付計画
親子大会の時にみんなの家族にチーム農園をお披露目しますが、その発表の準備をする時間を取りました。成功した秘訣や失敗した原因、思わぬアクシデントなど、発表したいことが山ほどあるようでした。また、夏の野菜が終わった後の畑で育てる作物を、そろそろ考える時期になりました。卒塾までに収穫できるものはないかなあ、と熱心に調べていました。
	本を調べてメモを取り、みんなの意見を取り入れて作物を決めようと奮闘している頼もしいリーダーさんもいました。

編集後記：

　ステージテーマでは「親子大会に向けて、万全の準備をしよう」と掲げ、天候も悪かったこともあり、そのほとんどを親子大会の準備にあてた今ステージでした。帰宅前に塾生手帳には①親子大会の準備満足度(％)と②親子大会に向けての意気込みの２つを書いてもらいましたが、とても頼もしいことがたくさん書かれていたので紹介します。まず満足度はみんな８５～１００％。そして決意表明のほうは、『やり残したことは１％もないから不安はない、あとは本番を待つだけで、とても楽しみだ！』、『お客さんをたくさん笑わせてあげたい』、『チーム農園発表頑張りたい』などと書いてくれていました。あとは当日天気に恵まれることを祈るだけですね。
　共同生活の目標の「みんなで協力し、今やるべきことをやる」ですが、今回は塾生達の成長を強く感じることが出来ました。話し合いのときなどにはチームみんなが頭をつき合わせて議論している光景が見られたり、集合時間をきっちり守れるようになったり、共同農園では指示を出すとあっという間にみんなが散らばって作業してくれたりと、嬉しい限りでした。このまま、塾生達がまっすぐ逞しく成長してくれたらと思います。そしてそんな成長著しい彼らの晴れの舞台、「親子大会」が楽しみでしかたありません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｍ.Ｋ.
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