7月2日(金)

    7月3日(土)

  
7月4日(日)

瞑想の時間
  朝食の前に、恒例の瞑想です。今回は背筋も伸び、身じろぎもせず、なかなか良い姿勢でした。みんなもう、すっかり板についてきましたね。
◇麦の脱穀・風選
チーム農園作業の合間に第6ステージで刈った麦の脱穀・風選作業を行いました。麦の文化について話を聞くとともに、それを改良してきた先人の知恵を想います。そして、古い脱穀機を使用して、スタッフについてもらいながら、手を引き込まれないよう脱穀しました。  
脱穀した穂先は次の工程に出されますが、穂の無くなった麦藁だって無駄に捨てたりはしません。来期に再利用するため、ちゃんと貯蔵庫まで運んで、保管します。
脱穀した麦はとうみで選別します。人力で起こした風で重い籾(実の詰まったもの)と殻とを選別していきます。そのため、羽根車を回して風を送る人は、腕の力で自転車を漕ぐような運動を持続しないといけません。
◇チーム農園作業
久しぶりにチーム農園作業のためにまとまった時間を与えられたので、どのチームも力が入ったようです。親子大会までに誰に見せても恥ずかしくない畑にするよう推奨され、草取りを行ったチームが多かったようですが、自由時間に率先して草取りを進めていたチームは、より大掛かりな作業に取り組めたようです。
草が覆い茂ってはいましたが、ちゃんと収穫の出来た畑もいくつかありました。このニッコニコの笑顔をご覧ください。自分たちで計画し、世話をしているため、喜びもひとしおなのです。
バス出発
バイバ〜イ!!たくさんの思い出を胸に、帰路につきます。しかし、家に着くまでが塾活動、公共でのマナーも身につけてくださいね。また2週間後、元気な姿を見せてください!!

編集後記:

 今回のステージは、陶芸、七夕、親子大会企画、そして農作業、と様々なメニューが目白押しでした。これらの活動を通して、ステージテーマである「心を込めて物を作る」ことの大切さを塾生たちは学んでくれたものと確信しています。

 しかし、共同生活の目標に掲げた「発つ鳥跡を濁さず」という点に関しては、2日目までは良かったのですが、最終日には決して満足のいく結果とはならなかったというのが現状です。トイレのスリッパくらい揃えてくれよな、と嘆息しながらも、我々大人でも当たり前にするのは意外と難しいことなのかもしれないな、とも思いました。

 最後に、七夕飾りに吊るされた短冊を、いくつか紹介します。

  ・ この一年間みんな元気で過ごせるように
  ・ グループのみんなで楽しく過ごせますように
  ・ 作物がおいしくなるようお願いします
  ・ 世界中のみんながずっと笑顔でいられますように
  ・ 友達がもっとできますように
  ・ 自然塾のスタッフが全員「けっこん」できますように

 そんなことまで願掛け(心配?)してくれるとは・・・みんな、ありがとう!

                                                         H.T.(独身)

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