2019.03.22~24 | |
第01ステージ ~女子~ | |
ステージテーマ:「みんなで守る塾生活のルールを知ろう!」 共同生活の目標:「あいさつをする」 |
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18期生女子の活動が始まります。 一緒に共同生活をし、活動をするのは、地域も学年も違う初めて出会う仲間たち。お互いに安全に楽しく過ごしていくためにルールを守っていきましょう。まずはそのルールを知ることをステージテーマに掲(かか)げました。 「挨拶(あいさつ)」は人と人とのコミュニケーションを良くする入り口です。礼やけじめを表すものであり、また、感謝の表現です。 そのような「挨拶」が当たり前にできるよう、目標にして活動しました。 |
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■ 03月22日(金) 夜の集い | |
活動の初めに塾頭より話がありました。 | |
「自然塾で活動するにあたっての心構えについて話します。楽しく充実した活動にするように、①何ごとも自分から進んで行ってください。②初めてのことがたくさんあります。知っていることも知らないことも、よく話を聴いて基本に忠実に行ってください。③目標を立てて行動するようにしましょう。④活動はみんなで協力しながら行うことが多いです。そのためにも、早くみんな友達になり、助け合っていってほしい。⑤安全に気持ちよく過ごすために、ルール・マナーを守ってください。」 | |
■ 03月22日(金) 荷物整理・布団敷き | |
塾生活の始まりです。スタッフに教わりながら、荷物整理や布団敷きを行いました。 | |
まずは、荷物整理。ひとりひとりの衣装ケースに、自分の荷物をきれいに入れました。 | |
続いて布団敷き。シーツの使い方などを教わり、仲間と協力してチーム全員分の布団を敷きました。 | |
って、何やってるの。。。 布団の上でクロール??? 確かに、ふかふかの布団は気持ちいいけど。 |
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長靴に名前を書いて、長靴棚に置きに行きました。これからずっと使うもの。大切にしていこうね。 | |
■ 03月23日(土) 農業指導の先生からのお話 | |
農業指導の柳川先生より、「農作業を始めるにあたっての心構え」を教えていただきました。 | |
「知っている人でなく、できる人になってください。種から育てて、収穫して食べるところまでできる人になってください。友だちの顔色を見るように植物のカラーメッセージを読み取って、世話をできるようになってください。」みな、真剣に耳を傾(かた)むけていました。 | |
■ 03月23 日(土) 共同農園作業 ~ジャガイモの種イモ準備~ | |
ジャガイモは種イモを植えますが、大きい種イモは2つの種イモにすることができます。チームごとに分かれて行ってみました。 | |
種イモの重さをはかります。まずは90g以上あるかどうかをチェック。 | |
90g以上の種イモは2つに切りました。最初に教わった切り方を思い出し、どこをどのように切ればよいか、慎重(しんちょう)に切っていました。 | |
真ん中にくっきりと縦(たて)の線が見えました。うまく2つに切れた様子です。切った面は、傷口(きずぐち)と同じなので、灰をつけて消毒しました。 | |
■ 03月23日(土) チーム農園場所決め | |
これから18ステージまで、チームで使うチーム農園。どの畑をどのチームが使うか、実際に畑を見て決めました。希望する畑が重なるチームもありましたが、話し合って決められましたね。 | |
■ 03月23日(土) クワのあつかい方 | |
クワ置き場の前で、クワのあつかい方や選び方を教わりました。道具は正しく使うと便利ですが、間違った使い方をすると危険です。正しい使い方を覚えてください。 | |
■ 03月23日(土) クワの練習 | |
先ほど場所決めをしたチーム農園で、クワの練習をしました。 | |
最初に柳川先生がお手本を見せて説明してくれました。 「頭より高く上げないこと」 「一歩ずつしっかりたがやすこと」 「あしあとは消しながらたがやすこと」 |
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先生の見本を思い出しながら、実際にたがやしてみます。すぐに「腰が痛ーい」という声も。。。時々雹(ひょう)交じりの小雨がぱらつく寒空の中でしたが、頑張りました。 | |
練習を終え、畑に挨拶をしました。使わせていただく感謝の気持ちを持ち続けてください。 | |
使ったクワをきれいに洗って片づけます。道具を大切にして感謝の気持ちを表し、後に使う人への思いやりを伝えるためにも大切なことです。 | |
■ 03月23日(土) 昼の自由時間 | |
昼ごはん後の自由時間、さっそく塾庭でドッジボールを楽しんでいる塾生の姿がありました。自然いっぱいの自然塾。活動以外でもいっぱい楽しんでくださいね。 | |
■ 03月23日(土) 共同農園作業 ~ジャガイモの植え付け~ | |
初めての共同農園作業、ジャガイモの植え付けです。午前中準備した種イモを植え付けます。 | |
畑まで種イモや農機具をみんなで手分けして運びました。 |
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まずは溝(みぞ)切り作業です。ひもにそってまっすぐな同じ深さの溝を仲間と協力してつくります。たがやす、とは違うクワの使い方に苦戦していた塾生もいましたが、無事、溝が切れました。 | |
溝の底に種イモを並べ、その間にジャガイモが大きくなるための肥料(ひりょう)をあげました。二人一組になって手際よく作業をしていました。 | |
イモと肥料やりが終わったら土をかぶせます。一続きの山になるよう、土を寄(よ)せてかぶせました。 |
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収穫は6月ごろ。おいしいジャガイモがたくさんとれるよう、しっかり世話をしていきましょう。 | |
■ 03月23日(土) チーム活動 ~チーム農園作付け計画~ | |
チーム農園は、チームで育てる作物を考え、チームで世話をする、チームの畑です。どんなチーム農園にしたいのか、チームごとに考えました。 | |
まずは、ひとりひとりに、チーム農園で「わたしがしたいこと」を書いてもらいました。 | |
ひとりひとりの書いた「わたしがしたいこと」を発表しあい、チーム農園でみんなで叶(かな)えたい夢を話し合っています。 | |
チームの夢、が決まったチームは、さっそくどんな作物を育てようか、いろいろと調べていました。見ているのはメロンの絵本、いろいろなメロンがあるんだね。 | |
■ 03月23日(土) 塾活動 ~活動の目的とルール、通塾の話~ | |
夜の集いでは、塾頭から塾の目的・ルールの話、事務長から通塾の話がありました。 | |
塾頭から、塾の目的・ルールの話がありました。 「目的はゴール、それを達成するために目標があります。自然塾の目的は、みんなが大人になったとき役立つ『生きる力』を大地から学んでほしい、ということです。自分から積極的に行動して、いろいろなことを身に着けてください。面倒なことも進んで行いましょう。 |
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ルールは何のためにあるのか考えましょう。ルールを守ればみんなに信頼され、友だちが増えます。みんなで安全に快適に過ごすためにもルールを守っていきましょう。」 | |
次に事務長から通塾のルール・マナーについて話がありました。 「長い時間電車に乗って自然塾に来ます。他のお客さんに迷惑がかからないよう、リュックなどの荷物は前にかかえたり、網棚(あみだな)にのせましょう。帰るときは、まとまって下りられるよう、同じ駅で降りる人はまとまって座ってください。」 |
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■ 03月23日(土) 塾活動 ~自己紹介~ | |
チームの仲間とは、もうすっかり打ち解けている様子です。全員が友だちになれるよう、チームを超えて自己紹介をしました。 | |
仲間のことを覚え、一緒に活動を盛り上げていきましょう。 | |
■ 03月24日(日) 朝の掃除、食事当番 | |
ベランダに乗り出して雑巾がけをしている理由は。。一面凍(こお)り付いていたためです。この朝の冷え込みはとりわけ強く、山は白くなっていました。 | |
食事当番は、釜めし炊(た)きや、盛り付け配膳(はいぜん)、調理、コンポストなどの係に分かれ、全員分の朝食を準備します。 | |
みんなで使うところは分担してみんなできれいにします。お風呂場もトイレも、分担してきれいに掃除しました。 | |
■ 03月24日(日) 瞑想(めいそう) | |
日曜日の朝食前に『瞑想』の時間があります。 姿勢を正し、心を落ち着かせ、感覚を研(と)ぎ澄まして、五感で季節を感じてみましょう。 静かな時間、鳥の声を聴き、季節の空気を感じられましたか? |
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■ 03月24日(日) 塾活動 ~ウォークラリー~ | |
自然塾の周辺のことを知ってもらうため、塾のまわりでウォークラリーを行いました。 | |
昨日とは打って変わって晴天に恵まれた中、チームごとにチェックポイントを回ります。初めての道はちょっと探検(たんけん)気分だね。 | |
遠くの山は白くなっていましたが、道端(みちばた)には、たくさん春の訪れを告げるものがありました。どのくらい見つけられましたか? 河原には動物の足跡(あしあと)が! |
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ところどころで、チームそろって写真をとってもらいました(これもお題の一つでした)。 | |
■ 03月24日(日) チーム活動 ~チーム農園作付け計画~ | |
昨日に引き続き、チーム農園の作付け計画を行いました。 | |
どのチームも、実際にどんな野菜を育てようか、いろいろと調べていますね。農業指導の先生にアドバイスを聞きに行っているチームもありました。 | |
■ 03月24日(日) 共同生活目標の振り返り | |
共同生活の目標「あいさつをする」がどのくらい出来たかな?一人一人振り返って塾生手帳に書きます。朝とは打って変わってぽかぽか陽気のベランダに出て、日向(ひなた)ぼっこしながら書いていました。 | |
■ 03月24日(日) つくし | |
摘(つ)んできたつくしを卵とじにして、お昼ごはんの時に味わっていたチームがありました。 自由時間に摘んできたヨモギで草餅(くさもち)を作って、出してくれたチームもありました。 季節の野草を楽しむのも、自然塾の楽しみ方の一つです。 |
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■ 03月24日(日) 帰りの集い | |
活動の終わりに塾頭より話がありました。 | |
「ルール・マナーは何であるか、理解してください。面倒なことが多いですが、出来るようになるとほかのこともできるようになります。自分から進んで行い、みんなで気持ちよく過ごしましょう。通塾は集団行動です。乗せていただいているという、謙虚(けんきょ)な心で行動してください。 | |
挨拶は人の心を表すものです。また心を開くものです。仲間ができ、友だちが増えます。 ジャガイモの植え付けがみんなが力を合わせたおかげで、手早くしっかりできました。これからも協力することを大事にしていってください。」 |
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■ 03月24日(日) 帰りの挨拶(あいさつ) | |
塾から帰るときも、挨拶で。 塾生室掃除、帰宅準備がすべて終わったら、チームごとならんで玄関前で挨拶をしてバスに向かいます。 第2ステージも元気に来てくださいね。 |
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■ 編集後記 | |
温かかった冬もどことやら、このステージは厳しい寒さに見舞われました。土曜日は雹交じりの小雨がぱらつき、日曜日の朝にはベランダは凍り付いていました。しかし、そんな空模様もものともせず、塾生たちは元気いっぱいで、初めての塾活動・塾生活を満喫(まんきつ)していました。これから巡(めぐ)る四季の中、いろいろな体験をし、自分の身にしていってほしいと思います。 T.K.
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■ 食事メニュー | ||
※( )内は自然塾で取れた野菜、手作り食品です。 | ||
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金曜夕食 | ・奄美大島の郷土料理「鶏飯」(ネギ、椎茸、たくあん) ・ポテトサラダ(ジャガイモ、人参) ・ゆで野菜(ブロッコリー) ・果物(いただきもの土佐文旦) |
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土曜朝食 | ・釜炊きご飯 ・味噌汁(味噌、大根、タマネギ、キャベツ) ・コンニャクの味噌田楽(コンニャク、味噌) ・里芋の煮っころがし(里芋) ・ネギ坊主の天ぷら(ネギ坊主) ・金平ゴボウ(ゴボウ、人参) ・切干大根のゴママヨ和え(切干大根、人参) ・割干大根の漬物(割干大根) |
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土曜昼食 | ・キムタク炒飯(たくあん、ネギ) ・サラダ(キャベツ、タマネギ、人参、芽キャベツ) |
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土曜夕食 | ・釜炊きご飯 ・コンソメスープ(タマネギ、人参、ジャガイモ、キャベツ) ・アジフライタルタルソースかけ(タマネギ、たくあん) ・千切りキャベツ(キャベツ) ・マッシュポテト(ジャガイモ) ・人参グラッセ(人参) |
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日曜朝食 | ・釜炊きご飯 ・味噌汁(味噌、タマネギ、ジャガイモ、ネギ) ・野菜炒め(キャベツ、人参) ・コンニャクの煮物(コンニャク) ・つくしとゴボウの玉子とじ(つくし、ゴボウ、人参) ・切干大根の炒り煮(切干大根、人参) ・切干大根の梅干し漬け(切干大根、梅干し) ・沢庵のおかか和え(たくあん) ・ネギ味噌(ネギ、味噌) ・だし取り後昆布鰹節の佃煮 |
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日曜昼食 | ・野菜あんかけご飯(タマネギ、人参、ネギ、キャベツ) ・ゴボウ団子スープ(ネギ、ゴボウ、椎茸、人参) ・よもぎ団子(よもぎ) |
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