2018.09.28~30 | |
第14ステージ ~女子~ | |
ステージテーマ:「自然の恵みに感謝して、作業しよう!」 共同生活の目標:「チームで決める③」 |
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第4ステージに種まきした陸稲の稲穂が実り、収穫時期を迎えました。また今までたくさん食卓にあがった夏野菜が終わりに近づき、秋野菜を本格的に世話する頃になります。これまでの恵みに感謝して活動に臨んでもらいました。共同生活目標は、チームで決めることの最後です。各チーム、いまの自分たちに必要な目標をしっかり考え、取り組んでいきました。 | |
■ 09月28日(金) 夜の集い | |
活動を始めるにあたり、塾頭よりお話がありました。 | |
「明日はオカボの収穫をします。種をまいた時と同じで、一粒も無駄にしないよう丁寧に収穫してください。 このもち米を使い、18ステージは餅つきをします。餅つきができるのも、太陽や水、自然の恵みがあるからです。感謝の心で作業しましょう。今日は『食べること』について話をします。1つめは出されたものは残さず食べる。2つめはよくかんで食べる。3つめは命をいただいていることに感謝し、粗末にしない。 |
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少しずつ苦手なものも克服していると思います。自然塾だけでなく、家、学校でも食べるようにしましょう。共同生活目標は『チームで決める3回目』です。今回は特にチームを意識して活動してください。声を掛け合いながら悔いのないよう物事に取り組みましょう。」 | |
■ 09月29日(土) チーム農園作業 | |
土曜日はあいにくの空模様。雨が本降りにならないうちに、最初にチーム農園作業を行いました。 | |
まずはチーム農園の様子を観察。どの野菜にどういった世話が必要か、だれがどんなことをするのかという計画を立ててから作業を開始しました。 | |
早くもコマツナが収穫できそう! 「葉がみずみずしい」 |
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虫よけのネットを上げて追肥。 「そっち、引っ張って~。」 |
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「こんなに長いオクラが取れたよ!」 | |
チンゲンサイが芽をだしたから、アーチを作ろう! | |
ホウレンソウとコマツナの種をまき直し。 「次こそ、ちゃんと発芽しますように…」 |
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自分たちの背丈より大きくなったオクラに驚く塾生の姿や、地面から出たばかりの芽を虫から守るチームがありました。 | |
■ 09月29日(土) 共同農園作業 ~オカボの収穫~ | |
次にオカボの収穫へ出かけました。雨が降っていたため、畑に出る前に土間で手順を確認しました。 | |
刈る人、そろえる人、結ぶ人と役割を確認。これは、麦刈りの時と同じです。 | |
小雨がぱらつき、作業しずらい中、一粒も無駄にしないよう丁寧に作業していました。 | |
すべてのオカボを刈り取ったあと、干して乾燥させるために塾舎に運びました。重いけど、たくさん収穫できて嬉しいね。 | |
乾燥したのち、脱穀・風選・精米をして、第18ステージに餅つきをする予定です。 楽しみにしていてください。 |
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■ 09月29日(土) あしおとツアー | |
午後は秋野菜の世話を予定していましたが、雨足が強くなったため、土の状態を考慮し、畑での作業はせず、あしおとツアーを行いました。 | |
作物に足音を聞かせれば聞かせる程、ひんぱんに畑に通い、作物を観察し必要な世話を考えることが、実り多い収穫につながることから、その名前がついた「あしおとツアー」。 |
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ふだんは行かない畑にも足を伸ばし、作物の様子を観察しました。 「これがアズキなんだ~」 |
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■ 09月29日(土) 道具の手入れ | |
続いて、鎌砥ぎを行いました。 | |
道具は、使い方はもちろん、使用後の手入れの仕方や保管法によって、より長く使うこともできれば、すぐにダメになってしまいます。 | |
チーム農園、共同農園で大活躍した草刈り鎌。感謝の気持ちを持って手入れすると愛着がわいてくるね。 | |
■ 09月29日(土) ゴボウの収穫 | |
同じころ、前回欠席だった塾生はゴボウの収穫に励んでいました。 | |
見事、全員掘り上げました。 おめでとう! |
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■ 09月29日(土) 塾活動 ~アルバムづくり~ | |
夜の塾活動は、前回に引き続きアルバム作りを行いました。 | |
チームらしさが出てきて、どんどん形になっていきます。 | |
■ 09月29日(土) 塾活動 ~チーム活動~ | |
いつもはリーダー会議をしているこの時間。改めて、仲間、チームと自分について考える機会を設けました。 | |
共同生活目標の振り返り。 出来はどうだったかな? |
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チーム全員でシンボルをふりかえり。 | |
■ 09月30日(日) 帰りの集い ~塾頭の話~ | |
今回のステージは、帰宅時間に台風24号の直撃が懸念されたため、活動を早めに切り上げ、朝食後に帰宅しました。 | |
「昨日は、オカボの収穫を行いました。お米は、弥生時代から作られて、江戸時代にはお金としての価値もありました。「米」という字は「八十八」という文字からつくられたといわれています。お米ができるまでには88回もの手間がかかる、という意味です。 お百姓さんが大切に手をかけて育てられたお米だから、大事に食べたいですね。そんなお米はすばらしい保存食です。 |
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昔の人たちは生活していく中でこのような知恵を働かせてきました。 ただ与えられたものを使う、人に全部やってもらう、これでは何も生まれません。自分の体で覚えて、苦労して、工夫するから知恵が出ます。昔からの知恵や、作物の命をいただいていることを忘れずに残り4ステージを過ごしていきましょう。」 |
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■ 編集後記 | |
今回は子ども達に自然の恵みや、感謝を形に表すことを意識してもらいました。子ども達からは心を込める、丁寧にやる、などといった意見が出て、実践しており、嬉しくなりました。ただ、スタッフから言われたことをやるのではなく、「なんのためにやるのか」という目的持って、残りの活動も過ごして欲しいです。 S.D.
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■ 食事メニュー | ||
※( )内は自然塾で取れた野菜、手作り食品です。 | ||
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金曜夕食 | ・クリームシチュー(タマネギ、ジャガイモ、カボチャ) ・チキンライスコロッケ(タマネギ) ・サラダ(サニーレタス、キュウリ、パプリカ) |
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土曜朝食 | ・釜炊きご飯 ・味噌汁(味噌、ナス、ジャガイモ、タマネギ) ・四角豆の玉子炒め(四角豆) ・ゴーヤのベーコン炒め(ゴーヤ) ・ナスと竹輪のゴマ炒め(ナス) ・ピーマンのくった煮(ピーマン、パプリカ) ・空芯菜の中華炒め(空芯菜) ・ナスの揉み漬け(ナス、キュウリ、青じそ) ・栗の渋皮煮(栗) |
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土曜昼食 | ・和風カレーうどん(タマネギ、ゴボウ、ジャガイモ) ・金平ゴボウ稲荷寿司(ゴボウ) ・栗シュークリーム(栗) |
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土曜夕食 | ・釜炊きご飯 ・すまし汁(冬瓜、ナス、タマネギ) ・秋刀魚フライタルタルソースかけ(タマネギ、青じそ) ・夏野菜の煮浸し(ナス、ピーマン、しし唐) ・ゴボウサラダ(ゴボウ) ・漬物(ナス、キュウリ) |
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日曜朝食 | ・釜炊きご飯 ・豚汁(味噌、冬瓜、ジャガイモ、ゴボウ) ・夏野菜の卵炒め(ナス、ピーマン、ゴボウ、タマネギ) ・夏野菜の揚げ浸し(ナス、ピーマン) ・冬瓜のそぼろあんかけ(冬瓜) ・ゴーヤのゴママヨ和え(ゴーヤ) ・ピーマンのツナ和え(ピーマン) ・四角豆のおかか和え(四角豆) ・だし取り後昆布鰹節の佃煮 |
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