2016.06.03~05 | |
第07ステージ ~男子~ | |
ステージテーマ:「収穫したジャガイモをおいしく食べよう!」 共同生活の目標:「時間を守る②」 |
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第15期生が共同農園作業で初めて植えつけたジャガイモの収穫時期が来ました。どの位のジャガイモができているのでしょうか?そして、掘りたてのジャガイモはどんな味でしょうか? 共同生活の目標は「時間を守る」2回目です。これまで取り組んできた6つの目標の中から、もう少し頑張ってほしい目標に再度取り組みました。 |
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■ 06月03日(金) 夜の集い | |
活動の始めに塾頭からお話がありました。 | |
「15期生の活動も1/3が終わりました。共同生活の目標も1周りしました。改めて塾活動で何をしたいのか、初心に戻ってください。この塾は農作業を通じて「体」と「心」を養うところです。自然、大地に触れて成長する場所です。改めて、自分の行動を振り返ってください。 15期生の男子塾生は「時間を守る」ことがあまりできていません。前回までのことを思い返して、できていないことをポイントとしてあげて、できるように頑張ってください。 |
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また、各個人これまでに取り組んだ6つの目標に対しても、できていること、できていないことを振り返ってください。できることは心をこめてきちんと丁寧にやるように。そうすることで、さらに伸ばすことができます。できていないことは意識するように心がけてステージを過ごしてください。」 | |
■ 06月03日(金) 夜の集い ~共同生活の目標~ | |
「時間を守る」2回目です。どのようなことを守ればよいか確認しました。 「集合時間」「食事の時間」… さまざまな意見が出ました。 その中から、守るポイントを「集合時間」「就寝・起床時間」「解散時間」の3つにして、それぞれの守るために「5分前行動」「時計を見る」「テキパキ動く」と行動するように心がけるようにしました。 |
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■ 06月04日(土) 共同農園作業 ~ジャガイモの収穫~ | |
第1ステージに植え付け、第4ステージに世話をしたジャガイモ。 いよいよ今回収穫です! ワクワクしながら出発! |
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まずは、1株からどのくらいジャガイモができているか収穫して重さを量ってみました。約800gありました。 植えつけたときのタネイモが約50~90gだったので塾生に確認すると… 「約10倍だ!」 みんな、驚(おどろ)いた様子。 |
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説明を聞いて早速、収穫開始! 始めに地上部の茎や葉を回収しました。 すべての地上部が回収できたら、手袋を換えてジャガイモを掘りあげます。 |
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ジャガイモを傷つけないように、土の中に手を入れ、下のほうから掘りあげます。 「すごい!ごろごろ出てくる!」 「みてー!」 あちこちで、喜びの声が上がります。 |
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「あったよ!」 リーダー、サブリーダーにはスコップを使って土をやわらかくして、堀り残しが無いか探してもらいました。 |
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掘りたてのジャガイモの皮は、柔らかく傷がつきやすいので、畑に干して、引き上げます。 「重い…」「がんばれー!」 茎や葉はナス科の病気の温床(おんしょう…病気が発生する原因)になるので、畑から持ち帰り、塾庭の穴に処分しました。 |
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■ 06月04日(土) 昼食準備 | |
今回のお昼は、掘りたてのジャガイモを味わうために塾庭で火をおこして、みんなで昼食作りをしました。 | |
「大きいのがいい!」 ジャガイモを選んで、土をきれいに落とします。 |
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かまどに薪をくべて火をつけます。 「釜飯炊きでやっているから任せてよ!」 手馴れたもので、頼もしいですね。 苦労している塾生もいましたが…。 |
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「そろそろジャガイモ入れてもいい?」 火が燃え盛る中に入れようとする塾生。炎が出ているうちにジャガイモを入れてしまうと、黒焦げの炭になってしまいます。 入れたい気持ちをグッと押さえて、おきになるのを待ちます。 |
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火おこしがひと段落したら、会場つくり。日陰を探して、ブルーシートを敷きます。 | |
おきになって、いよいよジャガイモ投入!焦げないように、ひっくり返しながら、焼きあがるのを待ちます。 | |
■ 06月04日(土) チーム農園作業の計画 | |
ジャガイモが焼きあがるまでの時間を使って、チーム農園作業の計画。畑に行くと、「みて!ハツカダイコンがこんなに大きくなった!」「ナスが収穫できたよ!」と、見せてくれました。チーム農園でも収穫できる位育ってきましたね。 | |
「何の世話が必要かな??」 ネットの中を覗(のぞ)き込み作物の様子を良く観察。 |
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■ 06月04日(土) 昼食 | |
焼き上がり、蒸しあがり、昼食。 「いただきまーす!」 早速かぶりつきます。 「美味しい!」「あつい!」 「ほくほくだ!」 みんな笑顔! |
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■ 06月04日(土) 昼食片付け | |
ごちそうさまの後は、みんなで片付け。炭や灰を集め火消し壷に入れ、テーブルは塾舎に。みんな協力して、手際よく、スムーズに片付きました。 | |
■ 06月04日(土) 共同農園作業 ~ジャガイモの回収・保管~ | |
しっかり乾いたジャガイモを前にハイチーズ! | |
ジャガイモを塾舎に運ぶために、まずは畑から運び出します。 | |
塾庭に運んだジャガイモを、小イモ、緑化イモ、傷みイモに仕分けします。 「これは痛みイモかな?」 18ステージまでジャガイモを長期保存するために大切な作業。 |
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収穫したキタアカリはお土産として持ち帰ります。土が落ちないように、新聞紙に包みます。 包み方にコツがあり、なかなか難しい様子でした。 |
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選別が終わったジャガイモの重さを量りました。 すべての品種のジャガイモ収穫量は、なんと150kgを超える大収穫! 「おお~!!」 みんな大喜び! |
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最後に、涼しく、日のあたらない場所へ運びました。ジャガイモを長く美味しく食べるための先人の知恵。ぜひ家でもいろいろな野菜の保管方法を調べてみて。 | |
■ 06月04日(土) チーム農園作業 | |
塾生たちが楽しみにしている、チーム農園作業。 計画を元に作業開始! このチームは早速キュウリを収穫していました。美味しそうですね。 |
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各チームともに雑草が大きくなっています。草刈りは重要な農作業のひとつ。毎回続けることで、野菜も大きくなります。 | |
これから作物が大きくなるように、追肥、土寄せ。作物の様子を見ながら世話を進めます。 | |
「雌花(めばな)はどこ?」 農業指導の先生やスタッフに聞きながら人工授粉。 「これで、45日後にはメロンができているでしょう。」 先生の言葉に楽しみが膨らんだようです。 |
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たくさんハツカダイコンを収穫しました。早速、新聞を使い、包む方法を実践しています。なかなか上手です。 | |
■ 06月04日(土) 夜の集い ~親子大会塾生企画②~ | |
親子大会の塾生企画を進めました。今回から、リーダーに司会進行してもらいます。 塾生たちの力を中心におうちの人に楽しんでもらえるようにがんばれ! |
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前回考えた「自然塾といえば」ということをキーワードに、企画が練(ね)られます。「自然」「農作業」「生活」「協力」をキーワードに、話し合いが進んでいきます。参加する人たちにどんなことを感じてもらおうか、一所懸命考えていました。 | |
■ 06月05日(日) 共同農園作業 ~コムギの収穫・干し~ | |
コムギは第14期生が種をまいた作物です。市村自然塾ではリレー作物と呼び、塾生から塾生へ伝えていく作物です。 日曜日は朝からあいにくの小雨。しかし、コムギの収穫時期は今です。このまま梅雨に入ってしまうとコムギから芽が出てしまい、食べられなくなってしまいます。塾生たちは合羽を着て畑へ出発し、収穫しました。 |
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コムギはノコギリ鎌を使い収穫します。欲張らずにつかめる量を刈り取り、切り口をそろえて、結ぶ塾生へ渡します。 | |
コムギの収穫で難しい作業、結束です。縛(しば)り方が甘いと運んでいる最中や、干している時にバラバラと落ちてしまいます。「ギューっと音がなればいいんだよね?」保護者の方々のお手伝いもあって力を入れて、しっかりと縛りました。 | |
結束ができたコムギを一列に並んで手渡しして、干します。掛け声を掛けながら、渡している塾生もいましたね。 | |
■ 06月05日(日) 保護者ボランティア | |
21名のご家族がお手伝いに来てくださいました。小雨が降る中、塾生がコムギをまとめ、縛るところを手伝ってくださいました。また、コムギの収穫も体験していただきました。 | |
ご協力ありがとうございました。 | |
■ 06月05日(日) 帰りの集い | |
活動のまとめとして塾頭からお話がありました。 | |
「ジャガイモ153kg収穫できました。大収穫です。これはみんなが一所懸命世話をしたおかげですね。そして、太陽、雨、風など、大地自然のおかげですね。感謝する心を忘れないでください。 チーム農園も行うことが出来ました。どのチームも、植え付けは終わったと思います。これから、一所懸命世話をして、作物も良くできるように頑張ってください。収穫の喜びが味わえるでしょう。楽しみにですね。 |
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共同生活の目標は、前回とあまり変わらないように感じました。もちろん、多くの人が意識をして、改善し、集合の時に、待つ人が多くなりましたが、全体としてはあまり良くなっていないと感じます。残念です。 改善するには、自分に厳(きび)しくなってください。ひとり一人意識をして、自分の悪い心を抑える、自分自身を見直してください。次回以降も、「時間を守る」ことは、共同生活で大切なことです。これからも意識して、良くなるようにしてください。」 |
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■ 編集後記 | |
ジャガイモは、大収穫でした。天候に恵まれ、大地自然の力のおかげですが、15期生が一所懸命、世話をしたおかげでもあると思います。これからも、たくさんの野菜の世話を一所懸命して、おいしくいただきたいと思います。 共同生活の目標「時間を守る」ことについては、残念でした。「5分前行動」「テキパキ動く」など、塾生自身、言っているけれども、なかなか実行に移せない。そのような塾生がたくさんいました。自分自身の言葉に責任を持ち「有言実行」できるように後押ししたいと思います。 K.M.
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■ 食事メニュー | ||
※( )内は自然塾で取れた野菜、手作り食品です。 | ||
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金曜夕食 | ・山口県の郷土料理”瓦そば”(自家製麺、ネギ、大根) ・函館の郷土料理”いか飯”(ニンジン) ・生春巻き(玉レタス、キュウリ) |
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土曜朝食 | ・ご飯 ・味噌汁(味噌、キャベツ、タマネギ) ・巣ごもりキャベツ(キャベツ) ・タマネギの照り焼き(タマネギ) ・ニンジンの葉の和え物(ニンジンの葉) ・大根の葉のゴマ和え(大根の葉) ・オニオンスライス(タマネギ ・浅漬け(キャベツ、大根) |
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土曜昼食 | ・炭火焼きジャガイモ(ジャガイモ) ・蒸かし芋(ジャガイモ) ・おにぎり、稲荷寿司 ・空豆パン(空豆) |
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おやつ | ・空豆アイス(空豆) ・オレンジピール(頂きものオレンジ) |
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土曜夕食 | ・ご飯 ・コンソメスープ(タマネギ、ニンジン、キャベツ、大根) ・メンチカツ(タマネギ) ・繊キャベツ(キャベツ) ・生野菜(キュウリ) ・ズッキーニのピクルス(ズッキーニ) ・小芋の素揚げ(ジャガイモ) |
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日曜朝食 | ・ご飯 ・味噌汁(味噌、ジャガイモ、キャベツ) ・ポテトオムレツ(ジャガイモ) ・大根の煮物(大根) ・切干大根の炒り煮(切干大根) ・漬物(大根) ・だし取り後昆布鰹節の佃煮 |
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日曜昼食 | ・つけ麺(自家製麺、ネギ) ・コロッケポテトサラダパン(手焼きパン、ジャガイモ、タマネギ、キュウリ、キャベツ) ・Aチーム特製デザート(イチゴ) |
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