2014.03.02 | |
2014年度 入塾式 | |
3月2日、平成26年度 市村自然塾関東 入塾式が開催されました。 | |
第13期生となる塾生と、そのご家族を合わせ、総勢170名のほどの方々をお迎えしました。 | |
■ 受付 | |
入塾生とそのご家族が到着しました。受付が人で賑(にぎ)わっています。そんなときに頼りになったのは、13期生兄姉の卒塾生。資料配布を手伝ってくれました。 | |
■ 総合塾長の辞 | |
はじめに、桜井総合塾長よりご挨拶をいただきました。 「これから約9ヶ月、自然塾でいろんなことを学んでいってほしいと思います。 みんなは、2週間に1回ここに来て共同生活をします。これから何が始まるかわかりますか?今、口で教えようと思っても伝えきれませんので、体験をして感じてほしいです。 |
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簡単に言うと、不自由の中で工夫をして学ぶということです。 ご先祖の皆さんは、便利な時代を生きていなかったです。不便の中で育って、自然のありがたさを感じていました。 自然の命を農作業を通じて学んでいってください。 途中であきらめることなく、協力、相談をして頑張っていってください。」 |
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■ 顧問の辞 | |
次に、西野顧問からお言葉をいただきました。 「入塾おめでとうございます。 自然塾は、今年13歳になりました。多くのみんなより年上です。 何でこんなに続いてきたのでしょうか、それは、 1つ、毎年多くの寄付をリコーがしています。 2つ、スタッフが安全に気をつけて活動をしています。 3つ、塾生が頑張って成果をだしてくれています。 |
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体だけでなく心も見違えるくらい成長をしてください。 先生は、大地だったり、共同生活だったりです。あくまでスタッフは、後押し、チャンスを与えているだけです。 親御さんは、いろんな体験をして帰ってきた子どもと対話をしてください。 そういうことで初めて体験が生かされていきます。 一緒に青少年を育てていきましょう。」 |
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■ 塾生の抱負 | |
塾生一人一人に、自然塾でやりたいことを話してもらいました。 | |
「動物の対策をチームのみんなで相談して取り組みたいです」 「野菜を収穫したことはあるけれど、畑を耕したことがないのでやってみたい」 「いっぱい野菜を育ててみんなで食べたい」 「キュウリを育ててみたい」 |
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「ここで畑仕事を学んで家でやってみたい」 「虫に触れるようになりたい」 「学校で作っていない野菜を育ててみたい」 「終るころには笑って楽しい一年にしたい」 「野菜を全部食べられるようになりたい」 |
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「おいしい野菜をみんなでまるかじりしたい」 「おばあちゃんの野菜は何でおいしいのかをしりたいです」 「川遊びのときに笹舟で競争をしたい」 「農作業や共同生活でたくさんのことを学びたい」 「好き嫌いをなくして友達をたくさん作りたい」 自分の言葉で、発表をしてくれました。 みんなの願い、きっとかないますよ! |
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■ 塾頭挨拶 | |
最後に枝村塾頭から、話がありました。 「朝早くからご参列いただきありがとうございました。 皆さんとは、面談のときにお会いしました。それから2ヶ月待ち遠しかったと思います。中には、不安な人もいるとは思いますが、元気な一言を聞いて安心しました。 今日から1つの家族になります。ときには優しく、時には厳しくしようと思います。みんな仲良く楽しい家族にしたいです。 約9ヶ月間、いろんな活動を通して、いろいろ感じて、学んでほしいですが、特にここで学んでほしいことは、3つの心と2つの力です。 |
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・自然を慈しむ心 ・相手を思いやる心 ・社会の基本的なルールを守る心 ・自分のことは、自分でやる力 ・安全危険を知る力 そして、私から3つのお願いです。 ・自ら進んで行動をする ・面倒くさいと言わない ・何事も丁寧に作業をする |
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自然塾に入塾できるのは1回きりです。是非全部参加してください。そして、怪我(けが)のないように活動をしていきましょう。」 | |
■ 記念撮影 | |
今日ここに集まれたご縁に感謝し、これから1つの家族になっていきましょう。 | |
■ フィールド見学 | |
あいにくのお天気で、傘をさしてのフィールド見学となりました。本来ならば、全員に畑を見ていただきたかったのですが、大人数での移動は、難しいと判断し、親御さんには土間でスライドを使って説明をしました。 寒い日でしたが、塾生たちは元気に畑を見学していました。 |
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■ 昼食 | |
はじめましてのお友達といただく、初めての自然塾の食事。お弁当には、塾産の野菜がたくさん入っています。ちょっと緊張気味でぎこちない様子でしたが、みんなで配膳をしてチームでいただきました。 おかわりコーナーには、わら灰のおさしみコンニャクや昔ながらのすっぱい梅干もあり、珍しそうに食べていました。 |
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■ 入塾オリエンテーション | |
午後には、活動に当たっての通塾や持ち物に関する話がありました。 塾生には、1人1個の衣装ケースが配られます。洗濯機と衣装ケースをうまく活用して荷物をコンパクトにまとめられるといいですね。自分のことは自分でできるようにしていきましょう。 |
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■ 編集後記 | |
今年もまた新たに塾生を迎えて活動が始められることを大変うれしく思います。これからどんな塾生活が待っているでしょうか?塾生は、期待や不安に胸を膨(ふく)らませていることと思います。 今年の塾生は、第13期生です。毎年当たり前のように行われる入塾式ですが、塾生がいて、支えてくださる方がいて初めて成り立ちます。13年続いているこの活動が、今後もずっと続けられますように・・・ 塾生とともに笑い、ともに喜び、ともに苦しみ、ともに悩み一緒に成長していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 |
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K.S. |
■ 食事メニュー | ||
※( )内は自然塾で取れた野菜、手作り食品です。 | ||
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昼食 | ・炊き込み五目ご飯(ゴボウ、ニンジン、シイタケ、わら灰コンニャク) ・菜飯(ダイコンの葉) ・梅ご飯(梅干し、ゆかり) ・豚汁(味噌、ゴボウ、長ネギ、サトイモ、ジャガイモ、ダイコン、ニンジン、わら灰コンニャク、シイタケ) ・ネギ味噌(味噌、長ネギ) ・漬物(たくあん、いぶりがっこ) ・コロッケ(ジャガイモ) ・繊キャベツ(キャベツ) ・和風おろしゴボウハンバーグ(ゴボウ、ダイコン、柚子こしょう) ・ゆで野菜(プチベール、ナバナ) ・飾り野菜(ニンジン) ・紅白なます(ダイコン、ニンジン) ・切り干し大根の炒り煮(切り干し大根、ニンジン) ・大学芋(サツマイモ) ・金柑ピール(キンカン) |
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