2010.03.25〜27
第01ステージ 〜女子〜
 3月11日に発生した巨大地震は東日本各地に壊滅的な被害を与え、自衛隊をはじめ各方面の方々による被災者の救出・救援が続いています。しかしながら、連日TVなどで放送される被災地、避難所の様子を見たり、原子力発電所の復旧作業で活躍されている方々のことを思うと心が痛みます。
 被災した皆さんが1日も早く普段の生活に戻られること、被災地の復興作業が1日も早く始まることを願ってやみません。
 震災で被害にあわれた方々にお見舞い申し上げますとともに、この震災で亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げます。
 今週に予定していた、10期生最初の活動である第1ステージは、地震の影響で中止とさせて頂きました。
 市村自然塾の活動を楽しみにしていた塾生も多くいたのではないかと思いますが、次回開催の時にあえることを楽しみにしています。

 男子ステージ同様、塾生が行う予定だったジャガイモの植付けをスタッフで行いました。今回のホームページではその様子をお知らせします。
■ ジャガイモの植え付け  
 今回、植えつけたジャガイモの品種はダンシャクイモ、メークイン、キタアカリ、インカのひとみ、という4つの種類です。
 この写真のイモの品種は分かるでしょうか??まだ、難しいですよね?答えはメークインです。
種イモからかわいらしい芽が出ています。 
 まずは種イモを植えつけるために溝を掘ります。曲がらないように、目安のヒモにそって、クワを使ってまっすぐ掘っていきました。
 次に種イモを30cm間隔で並べました。これ以上せまいと、栄養を取り合ってしまい、立派なジャガイモが収穫できないために適度に間隔をあけるのです。
 そして、このあと、種イモと種イモの間に肥料をあげました。これは、ジャガイモにとってのお弁当です。芽を出して大きくなるために必要なのです。
 すべての種イモと肥料が並び終え、土をかぶせました。全部並べ終わる前に埋めてしまうと、ちゃんと種イモが植えられているのか、また肥料をあげているのか、わからなくなってしまいます。手順には理由があるのです。
種イモが地中から出てしまわないように通路よりも少し高く土を寄せました。種イモがどこに植わっているかわかる工夫です。
■ 編集後記  
 塾生たちはジャガイモの植えつけができませんでしたが、その分、今後のステージでしっかりと世話をしてもらます。
 今回植えつけたジャガイモの種イモは1つ大体60gでした。収穫する時には、60gの種イモ1株からどのくらい収穫できるのでしょうか?収穫量も塾生たちの世話次第です。みんなが収穫するのは約3ヵ月後の第7ステージ(6月18日)を予定しています。楽しみにしていてください。
K.M.