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毎年恒例、大地の会・夏キャンプが、8月15〜16日(男子)、17〜18日(女子)、市村自然塾関東で開催され、1期生から12期生まで、男子31名・女子46名もの卒塾生が自然塾に参集しました。男女それぞれ一泊二日のスケジュールで開催された夏キャンプでは、近隣の中津川で水鉄砲合戦をしたり、あるいは屋外炊事をしたり、皆、久しぶりの市村自然塾を満喫しました。

大地の会 夏キャンプ<男子>

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久しぶりに会う仲間と思い出話で盛り上がりつつ、開会式が始まりました

『開会式は役員による司会進行のもと、塾頭さんの話、会長の話、レクリエーションの説明が行われ、この夏キャンプのあいだ、一緒に過ごすチームメンバーと打ち解けるゲームを行い、和やかに始まりました』(小倉)

昼食後には水鉄砲作りを行いました

『昼食後2日目の「水鉄砲合戦」で使う水鉄砲を、竹で1人1つ作りました。竹の節を片側残して切り、穴を開けて、押し出す竹にスポンジと布を巻きつけて。でも、水が入らなかったり竹が抜けなくなったり、なかなか簡単にはいきませんでした。ですが、チーム内でうまく作れる人の協力もあり、なんとか全員、水鉄砲を完成させることが出来ました。その後、作った水鉄砲でチーム対抗の「的あて」を行い、大いに盛り上がりました』(細山)

「的あて」で高得点を得られたチームから夕食作りのメニューを決めました

『夕食ではチームごとにカレー、チヂミ、串焼き、ピザを作りました。各チーム共に、テキパキと夕食を作っていました。火を使って屋外で行う調理は少しヒヤヒヤする場面もありましたが、ケガも無く、美味しい料理を満喫しました』(飯高)

さすが男子卒塾生。沢山あったご飯やカレーは、お代り分が残らないほどあっという間に無くなりました。野外で食べる食事は格別に美味しかったようです。

この後、夜のプログラムとして「星の観察」を予定していましたが、あいにくの曇り空で星を観察することができませんでした。その代わりに就寝まで自由時間を設けて、仲間同士、話に花を咲かせるメンバー、水鉄砲をより強力にするための改良を加えるメンバーと、さまざまに過ごしました。

このあと、塾生室、テントに分かれて消灯。昼間の疲れか例年よりも早く寝付いたようです。

2日目の朝は5:50に起床し、早朝から農作業を行いました

『2日目の朝、農作業でネギの植え付けと土寄せを行いました。仮植えしてあるネギを抜く時の力加減が難しく、苗を折ってしまう人もいましたが、丁寧に抜きました。みんな朝から真剣に取り組んでいて、さすが自然塾の卒塾生であると感じました。』(松野)

朝食を食べた後、早速川遊びに出かけました

『夏キャンプで初めて、川遊びの中でゲームを行いました。それぞれ頭に金魚すくいで使うポイをつけ、それを竹で作った水鉄砲で破る「水鉄砲合戦」です。チームごとに大将を1人決め、制限時間内でポイを破られずに生き残ったメンバーの人数を競い合うルールで行いました。勝負事ということもあり、みんな真剣な表情で相手の頭の上のポイめがけて水鉄砲で水を掛け合い、盛り上がりました。』(水野)

楽しかった2日間も終わり、閉会式

『川遊びの順位発表の後、会長の話があり、またアンケートを記入しました。開会式の時には同期の仲間同士が集まって座っているのが印象的でしたが、閉会式では年齢、期生など関係なく、夏キャンプの間に仲良くなった友だちとまとまっていました。これからも、同期だけでなく市村自然塾の卒塾生としての仲間が増えてほしいと思いました。』(小倉)

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大地の会 夏キャンプ<女子>

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女子の夏キャンプは初日から川遊びを行いました

『川遊びではチーム対抗の簡単なゲームをしました。先日の男子夏キャンプの時に男子OBが作ってくれた水鉄砲を使い、白熱の戦いを繰り広げました。自由時間もみんなで仲良く魚を見つけたり、水をかけあったりする姿が見られました。』(霜村)
夕食は参加者全員で調理を行いました。

『夕食のメニューはカレーライス、ねぎ焼き、串焼き、ピザ、ピンチョス、ピタパンでした。白熱のバトルに勝ったチームから好きなメニューを作れます。それぞれチーム内で協力して美味しく作ることができました。』(安藤)

夕食後に雲が晴れ、星空観察を行うことができました

『雲もなく星がいっぱいに広がっていたので、みんなで駐車場にビニールシートを敷いて星空を眺めました。たくさんの星が輝く夜空のもと、一人一人が自由にゆったりとした時間を過ごすことができて大満足でした。』(蕏塚)

女子も早朝から農作業を行いました

『今回の農作業ではニンジンの種まきをしました。クワで畝を作って種を1cmごとに蒔きました。息で吹けば飛んでいってしまいそうな小さな種を蒔くのが大変でした。塾生の頃を思い出しながら取り組みました。』(三澤)

女子の2日目は選択プログラム。「お菓子作り」、「ハンモック作り」、「川遊び」の3つの中から選んで、それぞれ楽しみました。

お菓子作り

『役員がクッキーを作っておき、参加者みんなでデコレーションしましたが、人数が多い中、ひとり一人、楽しんでやっていました。デコレーションは個性豊かで、とても美味しそうでした。また夏キャンプに参加してくれた人が楽しめる企画にしたいです。』(望月、山本)

ハンモック

『今年のハンモック作りは、昨年、一昨年より参加人数が多く、にぎやかなひと時となりました。また、人数が多いにもかかわらず、シーツや紐の結び方など、みんなしっかり聴いて、立派で素敵なハンモックがたくさんできました。』(野々山)

川遊び

『川遊びプログラム選択者は、前日に引き続き、中津川に行きました。10名くらいで魚を探したり、水をかけ合ったりと、のんびり過ごしました。』(来住)

今年の女子夏キャンプも無事に終了しました。今年は例年以上に期生や年齢にかかわらず、みんな仲良くなったように感じました。

おわりに

夏キャンプは、役員・期代表の有志たちによる運営委員を中心に、スタッフの助けを借りながら運営しました。

運営委員には、春から夏にかけて夏キャンプの活動内容を決めたり、竹の水鉄砲作りや川遊びの企画、準備をしてもらいました。夏キャンプ本番中は、前日から自然塾入りして買い出し等の準備もしてもらいました。
こうした裏方仕事に興味のある人は、ぜひ運営にも参加してください。

大地の会では、都会でいつもの友だち同士とではできない、自然塾だから、自然塾の仲間とだからこそできる楽しい活動を行っていきたいと思っています。冬のレクリエーションや高校生以上向けのプログラムなど、様々な活動を用意していますので、ぜひまた遊びに来てください。

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