大地の会 夏キャンプ<男子>
< 川遊び >
今年度は昨年度のサバイバルゲームのような特別なイベントを行うのではなく、沢登り班と川遊び班とに分かれて中津川で過ごしました。天候は夏の蒸し暑さはなく、川に入ると少し寒いくらいの気温でした。皆、学年や期を超えて水鉄砲やバケツを使用して水を掛け合うなど、おもいおもいに盛り上がっていました。
沢登り班は中学二年生以上の少人数で、段差などがある川を寄周辺まで登り、足のつかない深い場所や滝のような場所で楽しく遊びました。どちらの班もしまいには疲れ果てた様子の人がたくさんいましたが、皆満足そうでした。(水野)
< 夕食作り >
ダッチオーブンを使用して、カレーを作りました。ダッチオーブンを使用するための火は、自分たちでおこしました。火おこしは木組みから炭を入れる本格的なものです。さすがは卒塾生。マッチと薪を渡すと、すぐに火をつけることができます。これこそ自然塾を卒業した証ですね。カレー作りは班ごとに自然塾産の野菜をカットし、豚肉、牛肉、鶏肉を使用し、班ごとに特色のあるカレーが完成しました。ご飯は釜で炊き、ふっくらとしたご飯です。
普段の生活ではガス栓をひねれば簡単にガスが点き、片付けも簡単に済むのに対して、自分たちで火をおこして食事を作るというのは都会ではできない貴重な経験になったと思います。(アントニウ)
< キャンプファイヤー >
一日目の夜は、キャンプファイヤーをしました。派手な衣装をした火の神が登場し、各チームの火の精に火を受け渡して点火しました。点火したあとは、火が燃えるように、皆で“燃えろよ燃えろ”を歌いました。歌っているうちに火が盛り上がってきたので、ゲーム(猛獣狩りと震源地)をしました。ゲームでは周囲の人と一致団結して盛り上がりました。火が少し弱まったところで、火を囲んで棒パンと焼きマシュマロを食べました。熱い火を囲んでの食事をしながら仲間と過ごした楽しい時間は、参加者にとって、忘れられない良い思い出になったと思います。(大塚)
< 農作業 >
大地の会の夏キャンプでは毎年必ず行う朝の農作業を、今年も行いました。今年は「OB農園」ではソバの種まきを、「共同農園」では長ネギの植え付けとニンジンの水やりを行いました。眠い中での作業となりましたが、久しぶりの農作業で自然塾に来ていた頃のことを思い出すことができたのではないでしょうか。(岡田)
< サバイバルゲーム >
選択プログラムのサバイバルゲームは、水鉄砲で敵チームの頭についたポイを打ち抜くゲームです。撃ち抜かれたら退場。各チームに1人選出された “将軍” を守ります。塾庭で3チームに分かれ、総当たり戦で行いました。水浸しになりながら、塾庭を走り回り、楽しみました。性能の良い水鉄砲を持っているチームが必ずしも勝つわけではなく、奇策で勝つチームもいて、チームの知恵と協力が発揮されていました。(皆川)
< ブランコ >
二日目の選択プログラムとして希望者でブランコを作りました。ブランコはムギワラ畑に上がっていく坂道の近くの大木にロープをかけて作ります。しかし、木にロープをひっかけるのがなかなか難しく、何度も失敗しました。ロープをかけた後にロープに丸太をくくりつけ、そこに座ってブランコの完成です。公園のもののように一人でこぐことはできなかったので、皆で協力して揺らしました。手作りブランコは安定せず怖がっていましたが、徐々に慣れてきて皆とても楽しそうでした。(安藤)
< ハンモック >
ハンモック遊びはチーム農園の上にある梅林で行いました。シーツとロープを使って作りました。ハンモックを作るのは大変で、普段は使わないロープの結び方をしたり、ハンモックがすぐにたるんでしまうので皆苦心しながら作りました。だんだん作るのに慣れてきて、きれいなハンモックが作れるようになり、高い位置で張ったりハンモックを揺らしたりと、いろいろな方法で楽しみました。梅林は心地よい風が吹き、直射日光も当らないので大変気持ちがよく、皆満足していました。(飯高)
大地の会 夏キャンプ<女子>
< 川遊び >
例年とは違い、上流で川遊びをしました。今年は初めて沢登りをして遊ぶ人や、お喋りをして楽しんでいました。また、おやつでスイカを食べて、タネ飛ばしをして遊んだあと、まっちょと石の上に重い石を立てて遊んだりして、川遊びを満喫していました。(望月瑠)
< 夕食作り >
夕飯はダッチオーブンを使ってカレーを作りました。薪を組むところから始めましたが、火起こしも例年に比べスムーズにできました。同じチームの他期生の子ともコミュニケーションがとれ、チーム内の親睦が更に深まりました。また、参加者が自分から動く積極的な場面も見られました。みんなで作ったカレーはとてもおいしかったです。(霜村)
< キャンプファイヤー >
キャンプファイヤーは夕食後に塾庭で行いました。夏キャンプでは久しぶりの試みでしたが、天候にも恵まれ、薪組みは年長の卒塾生と協力しながら順調に進めて盛り上がることができました。レクリエーションのゲームや塾生とまっちょの弾くギターで歌う中、焼きマシュマロと棒パン作りでは、暑い暑いと言いながら火に近づいて一生懸命に焼いているみんなの姿が印象的でした。(三澤)
< お菓子作り >
二日目の選択プログラム、お菓子作りでは、少人数のグループに分かれてそれぞれカボチャのパウンドケーキ、フルーツポンチ、スイカクッキーを作りました。グループの中で皆それぞれ役割を決めて協力し合い、おいしく作ることができました。フルーツポンチの器をスイカで作るために中身をくりぬく作業など、普段ではなかなか出来ないことを楽しみました。(鈴木)