大地の会 夏キャンプ<男子>

毎年恒例の大地の会夏キャンプが行われました。今年男子は2期生〜11期生の40名の参加がありました。
今年の夏キャンプは「自然塾を思い出そう!」ということで農作業はもちろんのこと、夏の風物詩、川遊びやテントで宿泊することも行いました。

『開会式では、久しぶりの自然塾にわくわくして、なかなか静かになりませんでしたが、参加してくれたOBの元気を感じることができました。この2日間で行動を共にする仲間とうちとけるゲームをして和やかな雰囲気になったところで夏キャンプがスタートしました。』(アントニウ)

昼食後早速川遊びへ

『皆楽しく、川の生き物を捕まえたり、石でなにやら作ったりしていてとてもいい雰囲気でした。そして、塾生だった時を思い出し、バケツを持ち出し水の掛け合い。スタッフも運営委員もびっしょり。少し水温が低く水の冷たさを味わい涼しい夏のひと時でした。』(松野)

夕食は外でお肉たっぷりのBBQ

『塾生時代に習った、蒔に火を着けることは簡単にできていましたが、炭に火を移すのに、各班とも苦労していました。お肉はいくらあっても足りないと言った様子で、あっという間になくなってしまいました。もちろん塾産の新鮮野菜(ピーマン、ナス、ジャガイモ)もおいしく頂きました。残り火で紙皿などを燃やし、キャンプファイアーのようなこともしており、各自楽しんでいました。』(アントニウ)

夜のプログラムは2つの中から選択

『「ナイトウォーク」は、塾生時代に通ったシダンゴ山の登山道入口までの道を、暗い中歩き、夜の自然を感じるのが目的のイベントでした。電灯も殆ど無く、参加者は夜の暗くて狭い道にスリルを感じていました。また、最後の方の人は先に到着した仲間達におどろかされながらも、皆とても楽しんでいました。』(水野)

『「星を見る」は、望遠鏡で星を見るつもりでしたが、残念ながら雲がかかってしまい、見ることができませんでした。そのため、屋内で今夜の星空をプロジェクターで見た後に、天井に星空を映し寝転んで眺めたり、3年前に地球に帰ってきた小惑星探査機はやぶさの映画「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」を見たりと思い思いの活動ができてました。今日の疲れで睡眠に入った人も若干いましたが…』(大塚)

このあと、塾生室、テントに分かれて消灯。昼間の疲れか例年よりも早く寝付いたようです。

翌日は6時起床で農作業

『毎年、朝一番に現塾生の為に畑の雑草刈りを行っています。夏は作物が見えなくなってしまうほど雑草が生えてきます。今年はナス、トマト、ピーマンの雑草刈りを行いました。また作物に新たな栄養分を与える為の追肥も行いました。久しぶりの農作業に皆、大粒の汗を額にたらしながら頑張っていました。』(アントニウ)

また、食事当番には「OB農園」に行ってキュウリ、ナス、トマト、ピーマン、スイカを収穫。

2日目の活動は3つの選択肢

『「川遊び」は2日連続!初日の勢いはありませんでしたが、生き物を探したり、水をせき止めてダムを作ったりとおのおの楽しい時間を過ごしました。そしてみんなで荷物を運んだり、片付けたり、実行委員を手伝ってくれて予定より10分程度早く終わりました。』(松野)

『「ハンモック作り」では、いらなくなったシーツと頑丈なロープをつないで、簡易なハンモックを作成しました。参加者は意外にも早くできることに驚いていました。何度もハンモックに乗る参加者もいて片付けるのが寂しそうでした。』(アントニウ)

『「流しそうめんの樋作り」では、参加者が少ないく、竹林から竹を切り出すのに時間がかかりましたが、皆それぞれに、楽しみながらよく動いてくれたので、無事に樋を作ることが出来ました。』(水野)

昼食は流しそうめん

『予告では、流しうどんを行うと告げられていましたが、なんとラーメンやパスタも流れてきたのでびっくり!!最初の方で、たくさん麺をとってしまうと後ろの人に届かないからと、みんなで譲り合って、均等に食べられて良かったなと思います。』(大塚)

『昼食終わり、塾生だった時と同様、塾舎の清掃作業を行い、塾生室、テント内も清掃。閉会式では皆、疲れ切った様子でした。久しぶりの農作業が響いたのでしょうか。最後は参加者全員そろって玄関前で記念撮影!楽しい2日間でした。』(アントニウ)

今年の男子夏キャンプが無事終了しました。久しぶりに会う同期の仲間と交流を深めたことはもちろん、期を越えた交流も生まれました。皆さん、また来年も元気な顔を見せに来てくださいね。

大地の会 夏キャンプ<女子>



夏真っ盛りな8月9日のお昼頃、2期生から11期生までの女子卒塾生総勢45名が自然塾に集まりました。
同期との再開を喜んだり、懐かしい塾舎を歩き回ったり、自然塾スタッフに近況報告をしたりと、それぞれが久しぶりの自然塾を楽しんでいました。みんなで副会長と塾頭さんのお話しを聞き、夏キャンプ実行委員より2日間の説明を受けたあと、揃ってお昼ご飯に手巻きずしを食べました。(来住)

懐かしい中津川で川遊び!

昼食を終え片付けをした後、卒塾生は水着に着替え、塾生の頃遊んだ中津川へ向かいました。
川では、水をかけあったり、石を動かしてため池を作ってみたり、生き物を探してみたりと、遊び道具がなくても、その場にあるもので工夫して楽しく遊んでいました。開会式で初めて会った期や年齢のまったく異なる卒塾生同士が、川で一緒に遊ぶことによって交流を深めることができました。(霜村)

期や年齢を超えてのBBQ

川遊びを終え塾舎に戻ってきた卒塾生たちは、シャワーを浴び着替えを済ませ、少し休憩した後、夕食の準備にとりかかりました。
期や年齢をバラバラに分けた卒塾生6・7名からなる活動班ごとに、BBQコンロを組み立て、力を合わせて火おこしに取り掛かりました。塾でとれた野菜やお肉を焼きながら、活動班ごとに楽しくBBQをすることができました。(来住)

自然を感じる夜のプログラム

BBQを終えたあとは、ナイトウォーキング・星を見る、の2つのプログラムのどちらかに参加しました。
あいにく空が曇っていたためあまりよく星は見えませんでしたが、ナイトウォークでは、日中とは全く雰囲気の異なるシダンゴ山へ足を踏み入れました。折り返し地点に到着した時、全員が持っていた懐中電灯を消し、視覚以外の聴覚や触覚、嗅覚などで夜の森を感じとることができました。(神内)

朝イチで農作業へ!

2日目の早朝、参加者は農作業義に着替えてジャイモン畑に向かい、ゴボウの雑草抜きとネギの植え付けを行いました。
朝の涼しい時間でしたが、みんな塾生の頃に戻った気持ちで、沢山の汗をかきながら一生懸命取り組みました。1時間の作業の結果、鬱蒼としげっていた雑草はきれいさっぱりなくなり、秋の収穫に向けてたくさんのネギが植えられました。(蕏塚)

午前中の3つのプログラム

農作業の後に朝食を食べた後、参加者はハンモック作り・うどん作り・川遊びの3つのプログラムのうち1つを選択しました。

ハンモック作りでは、木々に囲まれた森の中で、参加者はシーツとロープだけでハンモックを作ることに挑戦しました。自然塾スタッフさんの力を借りながら、寝心地の良いハンモックを見事作ることに成功しました!ハンモックのセットを買わなくても、身の回りにあるもので工夫すれば立派なハンモックになることが分かり、家にある様々な道具で色々な物が作れることを学びました。(野々山)

うどん作りでは、昼食で食べるために、プログラム選択者で力を合わせて粉をこねる作業から始めました。みんなでレシピを見ながら、粉の分量を量ったり、生地を丸めたりと、楽しみながらうどん作りに励んでいました。(鈴木)

川遊びでは、1日目に引き続き、まだまだ川で遊びたい!というメンバーを集めてもう一度川へ向かいました。水をかけあったり、生物採集をしたりする参加者や、のんびりと川に浸かって楽しくお話しをしている参加者もみられました。(神内)

塾庭で"流しうどん"

大地の会夏キャンプの締めくくりに、塾庭にて流しそうめんならぬ”流しうどん”を楽しみました。
午前中の選択プログラムで手作りしたうどんや、自然塾でとれたミニトマトなどを、竹で作ったといに流して食べました。昼食を食べた後は、2日間使わせていただいた塾舎を清掃し、最後に参加者全員が食堂に集まり閉会式を行いました。玄関で集合写真を撮った後、自然塾スタッフに元気に手をふりながらチャーターバスに乗り込みました。(来住)