2008年度 ・第7期 入塾式
2008年度 ・第7期 卒塾式

第09ステージ〜女子〜

第09ステージ〜女子〜

ステージテーマ:「親子大会に向け、みんなで話し合い準備を進めよう!」

共同生活の目標:「今までの目標の中から各自で決める」



いよいよ次のステージでは親子大会本番を迎えます。そこで、今ステージではしっかり塾生企画や発表の準備をして親子大会に備えてもらいました。また、今ステージで全18ステージの半分が終わるため、前半の塾活動で何を学んできたかをふりかえって作文を書いてもらいました。

共同生活の目標は、前回に引き続き今までのステージで十分達成できていない目標をしっかり意識してもらうため、各自で設定してもらいました。

■ 07月18日:夜の集い

ステージを始めるにあたり、木全塾頭よりお話がありました。

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「今回第9ステージで塾生活の半分が過ぎようとしています。共同生活や農作業など色々な経験を通して3つの心と2つの力を体で覚えていくため、これからは次のことをしっかり意識して過ごすようにしましょう。

1. 始めたことは辛くても最後までやり通す。

2. 決まった自分の役割を果たす。

3. やって良いこと・やってはいけないことを判断して自分に厳しくなる。

4. 大変な仕事・面倒くさい仕事を進んで行う。

5. あいさつや時間を守ることなど、基本的なことを大事にする。」



■ 07月19日:共同農園作業 〜サツマイモ・ラッカセイの草取り〜

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前回のステージでサツマイモ・ラッカセイの畑の草取りをしました。しかし、草取りをしたはずの畑を見てみると雑草が勢い良く広がってしまっていました。特にしっかり草を取れていなかった場所は緑色のじゅうたんのようになっていました。

そこで、何のために草を取るのかを意識してもらい、同じ畑の草取りを行いました。

多くの塾生が前回暑いから辛いからと言って手を抜いてしまったことを反省し、集中して真剣に草取りを行っていました。草を取り終わった畑を見て、達成感も味わえたようです。


■ 07月19日:共同農園作業 〜ダイコンの収穫〜

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第3ステージで種まきをしたダイコンの収穫を行いました。

チクチクとするダイコンの葉を触って確かめ、丁寧に掘り上げました。また、掘りあげた後にはダイコンが植わっていた穴をしっかり埋めました。穴に雨水が溜まり、畑の大切な土が流れてしまわないようにするためです。





お土産として持ち帰ってもらうため、塾舎に持ち帰り新聞紙で包みました。ダイコンの葉を付けたままにすると葉から水分が蒸発しやすいので、葉を取り外して別々に包むと瑞々しさが長持ちします。収穫したままの姿を家族に見せたい塾生はそのまま包んで持ち帰りました。


■ 07月19日:親子大会 チーム農園発表 準備

自分たちが世話をしているチーム農園を、家族に紹介するための準備を行いました。畑を実際に見てもらう良い機会なので、「どうやって発表しようか?」「何を見せてあげようかな」とチームごとに相談していました。普段頑張っていることをうまく伝えられるといいですね。


■ 07月19日:陶芸 仕上げ

まずは焼きあがった自分のお皿を探し、記念写真を撮りました。

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窯に入れる前にイメージしていたものと違っていたのか、なかなか見つからない塾生もいましたが、しっかり見つけて良い笑顔ですね。

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裏側がザラザラしていたり尖っていたりすると、使う時に怪我の元になるでけでなく、テーブルやお膳を傷つけてしまいます。作品同士をこすり合わせて、しっかりやすりがけを行って仕上げました。







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仕上げ終わったお皿を洗い、お昼ご飯で使用するための準備をしました。











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お皿に塾で育った野菜の天ぷらや漬物を盛り付けて、お昼ご飯をいただきました。

塾生たちの個性が光る作品ばかりで、世界に一つしかないお皿で食べるおかずの味はいつもより美味しく感じたのではないでしょうか。

■ 07月19日:親子大会 塾生企画 準備

午後は、いよいよ最後の塾生企画準備を行いました。

各企画グループは、ルールなどの詳細を確認したり必要な小道具を作ったりしていました。たくさんのお客さんに楽しんでもらうためのアイディアが、少しずつ形になってきましたね。

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オリエンテーリングのグループは、コースの最終チェックを行っていました。通り道に危険な場所がないか、どの場所にポイントを設置するかなどを確認したようです。

どんなコースが待っているのでしょうか。






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そしてきもだめしを行うグループは、驚かすための小道具を作っていました。どんなものを使うかは当日まで秘密だそうです。

驚かす塾生たちは、待っている間に自分たちが怖くならないか少し心配そうでした。






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ルールや必要なものを確認していたスタンプラリーのグループです。

アピールタイムにどうやってアピールをするかなどもじっくり話し合っていました。







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昔遊びのグループは、チャレンジしてもらう技を分かりやすく書いたり、当日自分たちが教えてあげられるように練習したりしていました。








あとは本番当日を迎えるだけですね。自分たちの役割をしっかり確認し、必要なものもしっかり用意しておきましょう。

■ 07月19日:夜の活動 〜作文〜

夜の活動の時間には、「市村自然塾でいろいろなことを経験して、何を感じどんなこと学んだか」について作文を書いてもらいました。

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塾生手帳を見て活動をふりかえったり、辞書で漢字を調べたりしながら、それぞれ集中して作文を書いていました。それぞれの塾生が感じたことは様々で、塾で学んだことが多く書かれた作文に仕上がっていました。

この作文は、親子大会の時に保護者の方に読んでもらう予定です。





■ 07月20日:共同農園作業 コムギの脱穀・風選

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木全塾頭から脱穀機の使い方・注意点などを教わった後に、穂からコムギの粒を取り出す「脱穀」の作業をひとりずつ順に行いました。

電気の力で回転する「こき胴」という部分に付いたU字型の「こき歯」が、次々に穂に当たりコムギの粒を落としていきます。

回転している部分に手やシャツの裾が巻き込まれないよう注意して脱穀を行いました。






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脱穀機にかけ終わった束に残った穂は、はさみで切り取って脱穀機にかけました。コムギを収穫した時に穂の位置を揃えたのは、コムギを一粒も無駄にしないためだったということに気がついた塾生もいるようです。

穂を取り終わった藁は、敷き藁として使うために束ねて倉庫に保管しました。塾生の日よけとして役立っているムギワラ帽子の材料としても使われています。藁も無駄にしません。







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唐箕(とうみ)という道具を使い、脱穀が終わったコムギの粒(=籾)に混ざった籾殻やゴミを取り除く「風選」の作業を行いました。

取っ手を回して風を起こし、その風の力で軽い籾殻やゴミを飛ばします。うまく分けるためには、コムギの粒を一定の速さで落とし均等に風を送る必要があり、塾生はタイミングを合わせることに苦労していたようです。







収穫から乾燥、脱穀に風選と、コムギの例を見ても、作物が食べ物として食卓に並ぶためには色々な人の手間ひまがかかっています。今回脱穀・風選を行ったコムギは、小麦粉や麺などに加工されて塾の食卓に並ぶ予定ですので、食べるときには自分たちの行った作業を思い出してゆっくり味わって食べましょう。楽しみにしていてくださいね。

■ 07月20日:チーム農園作業

コムギの脱穀・風選の作業と平行して、2チームごとに交代でチーム農園作業を行いました。

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このチームは害虫対策をしています。いったい何をまいているのでしょうか。

どんな虫に効くのかも調べて他のチームも参考にしてみてはどうでしょうか。







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このチームは、秋に向けてニンジンの種まきをしていました。一粒一粒の間隔を均等にあけて丁寧にまいています。











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スイカがこんなに大きくなっているチームもありました。油断すると途中で枯れてしまうこともあるので、しっかり世話をしましょう。

丸いスイカを四角にしたいと言っていましたが、いったいどうなるでしょうか。






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梅雨明けをして暑い日が続く中、キュウリが次々に大きくなっていました。

塾生が自分たちで収穫したもの・塾生が来られない間にスタッフが収穫したものを合わせて数十本あったようです。メンバーで分けて包んで持って帰りました。






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たくさん収穫できたので、お昼ご飯の時間に食べたり、塾頭におすそ分けしていたチームもありました。








■ 07月20日:ステージのまとめ

ステージの終了時に、木全塾頭からまとめの話がありました。

「今回、昭和20年代に作られた脱穀機を使いましたが、このような便利な機械もいきなり作られたわけではありません。色々な経験を生かして作られたのです。知ること・経験をすることで色々な見方をできるようになるし、経験をする時に色々な人と出会うことができます。人との出会いは尊い財産にもなるので何事もチャレンジしてみましょう。

また、作文で活動をふりかえってもらいましたが、ふりかえることはとても良いことです。完璧で失敗をしない人間などいないので、失敗を恐れず、失敗した理由をふりかえって反省するようにしましょう。

これからのステージでは自分から進んで行う、最後までやり通すように意識していきましょう。」


■ 編集後記

今回、前回と同じ畑の草取りを行いました。広がってしまった雑草を見て反省したためか、今回は暑い中集中して作業を行えた塾生が多いと感じました。じっくり丁寧に作業することの大切さを実感できたのではないでしょうか。今回のように目で見て確認できることばかりではありませんが、普段からじっくり丁寧に行って達成感を味わってもらいたいと思います。

また、コムギの脱穀・風選の作業を行いましたが、コムギの例を見るだけでも収穫から乾燥、脱穀に風選と、作物が食べ物として食卓に並ぶためには色々な人の手間ひまがかかっていることが分かります。今回脱穀・風選を行ったコムギは、小麦粉や麺などに加工されて塾の食卓に並ぶ予定ですので、食べるときには自分たちの行った作業を思い出してゆっくり味わって食べましょう。そして他の食べ物もどんな手間がかかっているのかを想像してみてください。

Y.S.