2008年度 ・第7期 入塾式
2008年度 ・第7期 卒塾式

第11ステージ〜男子〜

第11ステージ〜男子〜

ステージテーマ:「親子大会で今までの成果を発表しよう!」

共同生活の目標:「これまでの共同生活の目標から各チームで1つ選ぶ」



いよいよ親子大会本番がやってきました。親子大会の目的は、親や家族の前で、今まで塾生のみんなが培ってきた成果を発表することです。チーム農園を見てもらう、塾生企画を楽しんでもらうだけでなく、塾での活動を通じて身につけてきた共同生活における成長の成果を見てもらうため、今回のステージテーマを掲げて活動を行いました。

■ 08月08日:夜の集い

ステージを始めるにあたって、塾頭さんよりお話がありました。

「親子大会の目的は、自然塾でいつもやっていることを見てもらうことです。家でやっていないことでも、できることを家族の皆さんにわかってもらうことです。うまくやろうとしなくてもよいから、自信を持ってやりましょう。日ごろやってきたことが成果としてでます。親子大会は遊びではありません。皆さんだけでなく、親にも役割があります。皆さんには自主性を持ってのぞんで欲しいです。普段やっていること、挨拶をする、時間を守るなどといった、基本的なことができること、そうした成長の成果を見せてください。こんなにできるんだというところを見せて、楽しい思い出を作ってください。そのためには、安全に気をつけてやってください。」

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夏時間の説明、テントに持っていく荷物の説明などを受けたあと、各チームで共同生活の目標を立ててもらいました。

Aチームはルールを守る、Bチームは整理整頓清掃清潔を心掛ける、Cチームは何ごとも心を込めてきちんと丁寧に作業する、Dチームは時間を守る、がそれぞれのチーム目標となりました。

今回は、夏時間、かつ半分以上がテント生活という変則的な活動になります。その中でいかに目標を達成するか、各チームとも努力してください。


■ 08月08日:チーム農園の発表準備とチーム農園計画

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夜の集いの後、チーム農園の発表準備と明朝のチーム農園計画を確認する時間をとりました。

明日はいよいよ自分たちのチーム農園を保護者の方々に見ていただく時です。本番に備えて、発表のリハーサルをしているチームもありました。

また、明日は夏時間でチーム農園作業は6時からの早朝農作業になります。保護者の方々に見せても恥ずかしくない畑にするために、最後の確認をしました。



■ 08月08日:寝袋の使い方の練習

テント泊に備え、この後、寝袋の使い方、収納法を教わりました。


■ 08月09日:チーム農園作業

男子はこのステージと次回のステージが夏時間です。夏時間では5時30分に起床し、6時から農作業を行います。まだ涼しいうちに農作業を行おうという、お百姓さんの知恵にならい、自然塾では夏時間を取り入れています。

いつもより1時間早い起床に、ちょっと眠たそうな塾生も見られました。

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今日保護者の方々にチーム農園を見てもらうためには、とにかく草を刈るのが大切です。

この時期、雑草はどんどん伸び、草に半分埋もれそうな作物があちらこちらで見られましたが、みんなの頑張りできれいなチーム農園になりました(スタッフもかなり手伝いましたが...)。








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今年の男子は、すべてのチームがメロンを育てており、ほぼ一斉に収穫時期を迎えました。このチームはプリンスメロンのほかに、クラウンメロンも収穫できました。

二人で持たないともてないほどの大収穫でした。

いくつかのチームが、朝食でさっそく味わいました。




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このチームは、トウモロコシをハクビシンに食べられないようにせっかく金網で実を守っていたのですが、どうやら収穫時期が遅すぎたようです。

皮をめくってみると、実はシワシワになってしまっていました。





■ 08月09日:テント設営

朝食をいただいき、共同場所清掃(食事当番は食器・釜洗い)を済ませたあと、必要な荷物を持ち出して、テントを塾庭に設営しました。これから明日の朝の共同農園作業が終わるまで、塾生室には戻れません。

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スタッフに教わりながら、塾庭に5つのテントを立てました。

テント生活をするのは始めての塾生も多く、興味深く積極的に取り組んでいました。







■ 08月09日:保護者オリエンテーション

塾生が塾庭でテントを設営している間に、保護者の方々が次々と到着されました。

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チャーターバスで保護者の方々が到着された後、食堂で保護者の方々への親子大会のオリエンテーションが行われました。

この親子大会では、保護者の方々にも役割を担っていただき、自然塾で行っていることを、体験していただきます。

保護者の方々、よろしくお願いいたします。




■ 08月09日:塾生企画の発表

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塾庭では塾生のテントの設営が終わり、保護者の方々へのオリエンテーションが終わったあと、塾庭で塾生企画の発表がありました。4つの企画のグループがあり、それぞれが4ステージかけて準備してきました。各企画グループは、企画名、メンバー紹介、企画を行う日時と持ち物などの連絡事項、それぞれの企画のアピールポイントなどを、発表していきました。慣れないことに、思わず早口になってしまうグループもあり、聴いているお父さんお母さん方も期待と不安半々といった様子でした。


■ 08月09日:チーム農園発表

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塾生企画発表に引き続き、チーム農園発表を行いました。各チームともリハーサルとおり発表を行っただけでなく、朝のチーム農園作業で収穫したメロンを冷やして家族の方々に振舞っていたチームも2チームあり、家族の方々はそれぞれの味の違いを味わいながら感心していました。

■ 08月09日:昼食 〜夏野菜カレー〜

食事の準備片付けは順に各チームのお母さん方に、ご飯炊き(釜飯炊き)は交替でお父さんがたにお願いしました。ありがとうございました。

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昼食は塾野菜をふんだんに使った夏野菜カレーです。真夏の炎天下、とれたての夏野菜を使ったカレーライスは食欲をそそります。家族のみんなにも、さっそく塾の味を味わっていただきました。






■ 08月09日:突然の雷雨

昼食の後、いよいよ川遊びに向かう時間が近づいてきたころ、雷が鳴り、雨が降り出しました。いずれにせよ水に濡れる川遊びなので、少々の雨なら決行するつもりでしたが、雷はますます強くなり、雨脚も強くなってきました。そのため、しばらく様子を見ることにしました。

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天気の様子を見ている間、塾生たちはスタッフからミサンガ作りを教えてもらったり、しばらくゆったりとした時間を過ごしました。








■ 08月09日:塾生企画 〜川遊び〜 改め、玄関前でのスイカ割りとヨーヨー釣り

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しばらくして雷雨はおさまってきましたが、川遊びを行う川は茶色い濁流となってしまいました。せっかく企画してきた〜川遊び〜企画でしたが、川に行くのは断念せざるを得なくなってしまいました。その代わり、玄関前でスイカ割りが行われ、そのスイカがおやつとして振舞われました。また、スタッフが用意してきたヨーヨーが登場し、小さな子供たち中心にヨーヨー釣りを楽しみました。


■ 08月09日:キャンプファイヤー

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夕食を塾庭でいただいた後、キャンプファイヤーが行われました。ひとつの火を囲んでいくつかのゲームが行われ、親子揃って楽しいひとときを過ごしました。


■ 08月09日:塾生企画(肝試し)

キャンプファイヤーの後、塾生企画の肝試しが行われました。夏の夜、参加者のみんなに涼しくなってもらうのが、目的だそうです。

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最初に参加者を前に、メンバーの塾生から"怖い話"がされました。塾周辺のコースを回ってお札を集め、言葉を解読しないと呪いが解けないそうです。







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コースを歩いていくと、メンバーの塾生がいろいろな格好をして、潜んでいました。チーム農園横の坂道にも、こんな格好をした塾生が参加者を待ち構えていました。










■ 08月10日:テントでの起床

多くの塾生にとって、初めてのテントでの夜が明けました。朝は5時半起床です。

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起床し、まずシュラフ(寝袋)をしっかりとたたみました。

昨晩、塾生室でシュラフの使い方の練習をしているとはいえ、コンパクトにたたむのはなかなか大変です。






■ 08月10日:朝の挨拶と準備体操

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起床後、すばやくテント内を片付けたら、農作業着に着替えて塾庭に集合しました。ボランティアで来ていただいている、農業指導の先生ほかボランティアスタッフにまず挨拶をしました(左上)。

続いて農作業に行く前にしっかりと準備体操をして、しっかりと目を覚ましました(右上)。


■ 08月10日:共同農園作業 〜トマトと周辺の草取り〜

ADチームは、通称ムギワラボウシ畑でトマト畝とその畝間の草取りを行ってもらいました。また、ご家族の方々には、塾生たちの農作業を見学していただくだけでなく、その周囲の草取りを行っていただきました。

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トマトには疫病がはびこっていたこともあり、しばらく手付かずで雑草も伸び放題でした。みんなの力をあわせて、草を取り、きれいにしました。










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家族の方々には、塾生の農作業を見学していただいただけでなく、草取りに参加していただきました。一面の草原に見えますが、草を取ると、エダマメが植わっているのがわかります。







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この畑にはキュウリも植わっています。作業後、畑で丸かじりするキュウリの味はまた格別でした。








■ 08月10日:共同農園作業 〜ニンジン種まきと周辺の草取り〜

BCチームには、通称コイコン畑でニンジンの種まきをしてもらいました。また、家族の方々は塾生たちの作業を見学し、隣り合う畑の草取りを行ってもらいました。

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平らな畝を立て、その上に2筋の浅い溝を切って、等間隔にニンジンの種を播いていきました。

ニンジンの種はとても細かく、根気のいる作業です。塾生たちは、種が重ならないように一粒一粒丁寧に播きました。






■ 08月10日:テント干し

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一晩お世話になったテントは帰宅前にたたまなければなりません。しかし、一晩夜露に濡れたテントはしっかりと乾かしてからたたむ必要があります。

テントの雨よけであるフライシートははずしてベランダに干し、テントの中の荷物を出してテントを裏返して湿っているテントの底をしっかり乾かしました。




■ 08月10日:流しソーメンの樋作り

朝食後、お父さんたちには昼食で使う流しソーメンの樋作りを行ってもらいました。

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塾頭やスタッフのアドバイスのもと、お父さんたちで息を合わせて、樋作りに挑みました。

塾舎の裏の竹林から切ってきた竹を鉈で縦に割り、節を抜き、それらの竹をつなげて一本の樋にします。

お父さんたちの目つきも真剣でした。





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塾生の弟もスタッフの手ほどきを受けながら、作業に参加しました。

鉈で割った竹の面をサンドペーパーで滑らかにしてくれました。







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無事、流しソーメンの樋が出来上がりました。今日のお昼ご飯が楽しみですね。作り上げた樋を前に記念撮影をしました。








■ 08月10日:塾生企画 〜お宝探し〜

午前中は2つの塾生企画が行われました。

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そのうちの1つ、〜お宝探し〜はコマ地図を頼りに、塾周辺の畑などに設けてある宝箱から、宝を探してくるゲームです。

畑の入り口に宝箱が設けてありました。宝は見つかったでしょうか?






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コマ地図はこんな感じです。目印と矢印が簡略に描いてあって、場所を探すのはなかなか難しいようでした。








■ 08月10日:塾生企画 〜市村クエスト〜

もう1つの塾生企画、〜市村クエスト〜は、塾と塾周辺に設けてあるポイントでクイズやゲームをクリアし、ポイントを競うゲームでした。

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ここでは、モグラたたきゲームが行われました。モグラ役の塾生が段ボールに開けた穴から頭を出したところを、決まった時間内にピコピコハンマーで叩くゲームです。

本気になってモグラ役の塾生を追っかけまわすお母さんもいました。

モグラ役になった2人、お疲れ様でした。







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こちらは草取りゲームです。草の多い茂った畑の脇から、1分間にどれだけ多くの草を取れるかを競いました。

参加した塾生の弟やお父さんたちも信じられないくらいの勢いで草を抜いていました。









■ 08月10日:昼食  〜流しソーメン〜

昼食には午前中にお父さん方が作っていただいた樋を使った流しソーメンが行われました。

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ソーメンだけでなく、時々ミニトマトも流れてきました。なかなか取るのは難しく、皆さん取ろうと真剣でした。








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昼食中に、市村クエストの表彰式が行われました。優勝者には塾野菜とともに、ダイエットグッズ:モゲロ(モグラたたきセット)が贈られ、これには一同かなりびっくりしていました。

確かに、このモグラたたきゲームを行っていれば、ダイエットには効果的ですね。





■ 08月10日:ステージのまとめ

昼食後、ステージを終えるにあたり、木全塾頭からお話をいただきました。今回は塾庭でお話をいただきました。

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今回の親子大会では、企画や発表などでいきいき堂々と発表していました。みんなの成長・成果が見られました。親子大会の目的は果たしたと思います。

これまで学んできたことの幅や深さを広げるため、これからのステージも過ごしてください。

この後、塾生はチームごとに立てた共同生活目標の達成度を振り返り、テントを撤収したあと、いつものステージのように塾生室を清掃しました。



■ 08月10日:塾スタッフと保護者との話し合い

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塾生が共同生活目標達成度振り返り、テントの撤収を行っている間、食堂で塾スタッフと保護者との話し合いの時間が持たれました。

塾側からは、今までの塾生の成長の成果についてや、今後の育成方針、すなわち、これからも3つの心と2つの力をつけてもらい、塾生一人一人に生きる力をつけていってもらうよう取り組んでいくことが報告されました。




■ 編集後記

今回男子の親子大会では、土曜日の昼食後に雷雨となり、楽しみにしていた川遊びに行けなくなってしまいました。それでも、長い時間は降り続かなかったため、急遽塾玄関前でのスイカ割りやヨーヨー釣りを行い、その後の塾庭での夕食、キャンプファイヤー、肝試しも予定通りでき、翌日曜日の農作業、流しソーメン樋作り、塾生企画ともに、親子ともども役割を果たして一緒に楽しめる親子大会ができたと思います。塾頭からの話にあったように、塾生たちは企画や発表などで生き生きと成果を発表していたと思います。初めてのことが多い親子大会では、最初は塾生たちもぎこちないことが多いのですが、これを乗り越えることによって自信につながり行動が変わってきます。親子大会で得たものを、ぜひ今後の活動に生かして、活動の内容を深めていって欲しいと思います。

T.K.