2008年度 ・第7期 入塾式
2008年度 ・第7期 卒塾式

第10ステージ〜男子〜

第10ステージ〜男子〜

ステージテーマ:「親子大会に向けてよく話し合い、準備を整えよう!」

共同生活の目標:「これまでの共同生活の目標から各チームで1つ選ぶ」



今回は塾生にとって大イベントである親子大会の直前ステージです。充実した親子大会を迎えられるようにしっかり準備をしよう!ということで、上記のようなステージテーマを掲げて活動を行いました。また、前回のステージから一歩進んで、今まで掲げた目標の中から各チームに自分たちがもっと努力しなくてはいけないこと、今回特に頑張りたいことなどを考えてもらい、それぞれの目標を選んでもらいました。

■ 07月25日:夜の集い

活動を始めるにあたり、木全塾頭からお話をいただきました。

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「前回の作文に色々と学んだことが書いてあった。学ぶためには、教えてもらう・本を読む等も大切だが、自分で経験することが大切だ。苦労しないと学べない。一生懸命やると自信になるし、物や他人への愛情も生まれる。すると思いやりや大切なことに気づく。だから自分から進んで大変なことをやること。」








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つづいて、各チームで今ステージの共同生活の目標を今までの共同生活の目標の中から選んでもらいました。その結果、右の写真のように、A・Cチームが整理・整頓・清掃・清潔、Bチームが時間を守る、Dチームがルールを守る、に決定しました。






■ 07月26日:共同農園作業 〜ササゲ周辺の草取り〜

塾舎の隣のモロコシタロウ畑には女子塾生がササゲの種を播き、順調に育っていますが、雑草も茂ってきました。ササゲも雑草も大きくなってからでは、ササゲのつるがのび、雑草も根を張って手入れが難しくなります。時期を逃さないようにしっかり雑草をとりました。

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これからは草との闘いが日課となります。自分の使う道具を最適な状態にできれば作業の効率も上がります。そういうわけで、また今後の習慣づけのためにも、まずは塾庭で各自の使う鎌を研ぎました。







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この日は薄曇りで多少は暑さが和らいでいたものの、それでも30℃以上の熱気の中、1時間近くも同じ姿勢で根気の要る作業をするのは大人でも疲れます。しかし、塾生たちは文句や弱音を何も言わず、黙々と作業に集中していました。入塾してからの彼らの成長ぶりを目の当たりにし、嬉しく思いました。





■ 07月26日:おやつ 〜キュウリの丸かじりと山モモのジュース〜

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午前のおやつは土間でキュウリの丸かじりでした。新鮮なキュウリを冷やしたものは蒸し暑い中作業の後に最高のご馳走です。また塾の玄関の横に生えているヤマモモの木には今、甘酸っぱくて美味しい真っ赤な実が熟しています。それをジュースにしたものが、おやつのドリンクとして供されました。最高!!





■ 07月26日:共同農園作業 〜ダイズ周辺の草取り〜

キュウリの丸かじりをした後は、再び各自の鎌を研いでから、ダイズの草取りに出かけました。

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コイコン畑にスタッフが種を播いたダイズの周辺にも雑草が生えてきました。ササゲの周辺よりも草は小さいのですが、太陽が照り出したため、汗をダラダラと垂らしながらの過酷な作業となりました。しかし、ここでも塾生たちは集中力と粘りを見せ、予定よりも広い土地を雑草のないキレイな畑に仕上げてくれました。








■ 07月26日:川遊び(兼、親子大会塾生企画下見)

自然塾では夏の暑い時期、塾近くの中津川へ行って川遊びをします。都会ではなかなか接することのできない自然の中、思い切り羽を伸ばして遊びます。また、親子大会では川を使って企画を行うグループがあるので、彼らにとってはこの川遊びは塾生企画の下見ともなります。

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薄曇りでやや水温が低かったので、念入りに準備体操をしました。しかし、水の冷たさなど気にせず、塾生たちは元気よく川の中に飛び込んでいきました。







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とても泳げそうにない浅い流れの中で、泳ぎ好きな塾生たちが器用に泳いでいました。








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川に行くと、塾生たちは必ずスタッフをめがけて、水かけ攻撃をします。スタッフも集中攻撃に負けないように秘密兵器=バケツを用意しておいて返り討ちにしてやりました。







■ 07月26日:親子大会塾生企画準備

川から戻ってシャワーを浴び、おやつをいただいて一息ついた後、親子大会塾生企画準備を行いました。

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このグループは食堂で何やらせっせと書いています。肝試しの御札のようです。








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こちらのグループは、竹林から取ってきた細い竹に何か細工をしています。親子大会企画でどのように使われるのかは、当日のお楽しみですね。







■ 07月26日:夜の塾活動 〜親子大会塾生企画発表と準備つづき〜

夜の時間には、まずそれぞれの企画グループでどのような催しを行うかを親子大会本番で発表するリハーサルをしてもらい、そのあと企画の準備のつづきを行ってもらいました。

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どの企画グループも緊張でドギマギしながらの発表だったみたいで、聞いてもよく分からない発表をするグループもありました。次回の親子大会本番までに頑張ってください!







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このグループは、段ボール箱を切って貼って何だか大掛かりな仕掛けを作っていました。箱から頭を出すこの動きは、見覚えがあるような...?







■ 07月27日:朝食前の瞑想

日曜日の朝食前は恒例の瞑想です。季節の気配を五官で感じながら、正しい姿勢で目を閉じて集中します。

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ごく少数を除いてほとんど全ての塾生が5分間まったく動かず姿勢も崩さず瞑想することができるようになりました。素晴らしい!








■ 07月27日:前半期チーム農園の振り返り・親子大会チーム農園発表準備

活動はただやればよいのではなく、計画を立て、実施し、それを振り返って、次回の改善につなげることで、学習の効果が上がります。親子大会で自分たちのチーム農園の計画と実施結果を発表するのを良い機会と捉え、じっくりと前半の作業を振り返ってもらいました。

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最初に立てたチーム農園の作物ごとの目標がどのくらい達成できたかを%で評価してもらいました。また、チーム農園活動全体の評価もチームの協力や役割分担、計画的にできたかどうかなどを考えて点数をつけてもらいました。






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そして、振り返りが終わったチームから順に親子大会でチーム農園の発表をする準備をしてもらいました。右の写真は発表の原稿です。さらに誰がどの部分を受け持つのか、そのチームらしいPR方法なども考えてもらいました。






■ 07月27日:チーム農園作業

前半期チーム農園の振り返り・親子大会チーム農園発表準備の後は、おやつを挟んで、チーム農園作業を行いました。

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夏も本番となり、ともかく雑草の勢いがすごいです。どのチームも雑草とりを頑張りました。この塾生は昨日の経験を生かして、鎌を研いでから草刈りに出かけました。







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チーム農園で育てている作物を親子大会で紹介するに当たって、作物名を示す看板を作っていました。頑張りが実って楽しい発表ができると良いですね。










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収穫物も本格的に採れはじめました。右写真のチームではトウモロコシが適度な大きさに育っていたので収穫して、この後の昼食の席で味わっていました。










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このチームではメロンを育てていますが、一生懸命世話した甲斐あって、中くらいの実が2つなっていました。他にも次々と実が育ってきているので、少し早いかもしれないけど味見をしてみることに。結果は?






■ 07月27日:ステージのまとめ

昼食後、ステージを終えるにあたり、木全塾頭からお話をいただきました。

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今回は皆、親子大会の準備を真剣にやっていた。土曜日の草取りも一生懸命丁寧にやる人が多かった。集中力と責任感が育ってきたのを感じた。弱音や愚痴を言う人も居なかった。1ステージから苦労をして成長してきた証。

共同生活の目標では、今まで個人では達成度が高かったが、チーム単位では少し低かった。これは、まだチームワークができていないのもあるが、個人の意識がなっていない。できなかった理由を何か他の人や物のせいにして自分自身の問題として捉えていない。何か失敗しても他人のせいにせず、失敗から学ぶことが大切だ。


■ 07月27日:おまけ(男子B・Dチームメロン収穫!!)

今まで毎年のように塾生がチーム農園で挑戦してきたメロンですが、生育途中で枯れてしまい、収穫まで至ることはほとんどありませんでした。今年は過去の失敗例と成功例から学び、たくさんのメロンを収穫することができそうです。メロンにかける熱意のたまものといえるでしょう。

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さらにBチームではトウモロコシも収穫したてのものを味わうことができました。メンバーから是非とも味わって頂きたいということで、2チームのメロンとトウモロコシを味わった木全塾頭によると、メロンは未だ硬くて甘さもあまりなかったようですが、このトウモロコシは絶品だったそうです。





■ 編集後記

今ステージは、親子大会直前のステージということで、大きく 1.共同農園作業(草取り)、2.親子大会の塾生企画準備と川遊び、3.チーム農園の振り返りと作業、の3つの活動を中心にステージを進行しました。おやつでは世話をしてきたキュウリを丸かじりでき、自然の恵みを実感できたことと思います。親子大会の塾生企画準備はいよいよ大詰めとなり、準備に余念のない塾生の姿が印象的でした。しかし、自分の好きな作業にばかり没頭してしまい全体の進行を考えられない塾生も中には見られ、本番に若干の不安が残ります。塾生たちには夏休みの今、ぜひ準備を頑張って欲しいものです。チーム農園の振り返りでは、チーム農園を通して塾生たちが色々な気付きを得ていることを改めて認識しました。ただし、その気付きを行動に移せるかどうかはまた別の問題です。これからは、そのような貴重な気付きをもとに行動を起こせるように成長していって欲しいと思います。

H.T.