2007年度・第6期 入塾式
    女子・ステージ別
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            2007.03.30~04.01

            第02ステージ~男子~

            ステージテーマ:「安全(危険)を知る」

            共同生活の目標:「人の話を聴く」



            第1ステージから2週間がたちました。金曜日の朝には遠くの空で雷が鳴り、確実に春が来ていることを知らせていました。季節が移り行く中、それぞれの塾生はこの2週間どんな気持ちで過ごしていたのでしょうか?今回のステージでは避難訓練や危険予知訓練を行いました。これからの塾活動で、農作業や共同生活の中には危険なことにつながる様々な場面に出くわす事があります。間違えると大きな怪我につながるので、今回のテーマは「安全(危険)を知る」としました。また、安全に作業を進めるためには注意深く「人の話を聴く」ことが重要なので共同生活の目標として掲げました。

            ■ 03月30日(金):夜の集い

            第2ステージを始めるにあたり、塾頭さんからお話がありました。

            2st_b1.jpg「第1ステージと比べるとずいぶんと明るくて元気がいいです。ただし元気なことと、ふざけていることは違います。みんなは、この塾に何をしに来ているのでしょうか?よく考えてみてください。また、前回の活動中整理整頓が出来ていない人がいました。部屋が散らかっていると危険があることです。普段の生活の中での整理整頓が大切です。また、今回も前回に引き続きあいさつの目標を忘れずに心がけてください。」

             

             

             

             

             

             

            2st_b2.jpg次にステージ担当より、翌日の予定と共にゴボウの種を水につけると発芽しやすくなる話がありました。種を播いて水をやるだけでは無く、作物を育てる工夫を知る事が出来たのではないでしょうか?

             

             

             

             

             

             

             

             

            ■ 03月31日(土):避難訓練

            災害時の避難経路を知り、安全に速やかに避難できるようになるために、避難訓練を行いました。塾生が2階の塾生室にいる時に大きな地震が発生し、厨房から火災が発生したという想定で、訓練を実施しました。

            2st_b3.jpg塾生たちはすぐにガラスから離れ柱の多い入口付近に速やかに集まりました。その後、スタッフの指示の元、速やかに塾庭へ避難しました。スモークマシンで煙を焚いて臨場感あふれる体験をしました。

             

             

             

             

             

            2st_b4.jpg消火器の訓練も行いました。「火事だ!」と大きな声を出して周囲に知らせることがポイントです。塾庭に塾生たちの大きな声が響きました。実際に使う場面に出くわさない事が一番良いのですが、体験として行いました。

             

             

             

             

             

            ■ 03月31日(土):危険予知訓練

            共同生活の中の危険を知るために危険予知訓練を行いました。

            2st_b5.jpgまずはチームごとでイラストを使って危険だと思う場所を探してもらいました。イラストの中で危険だと思われるところを見つけ出し、それがどういう怪我につながるのか、なぜ危険なのかを考えてもらい、その危険を避けるためにどのようなことをすればいいか対策も考えてもらいました。

             

             

             

             

             

             

             

            2st_b6.jpg次に実際に塾庭で危険だと思われるところを同じようにして、見つけ出してもらいました。わかりやすいイラストとは異なり、危険がわかりにくいのですが、塾生たちは「もし、遊んでて突っ込んだら...」などと想像力を発揮していました。

             

             

             

             

             

             

             

             

            2st_b7.jpg各チームで見つけた危険を発表し、みんなで確認しました。最後に、今は危険を探そうという心でいるから見えているものも、遊びに夢中になってしまうとどうだろうかと塾生たちに投げかけてみました。「気をつけながら遊ぶ!」「夢中になり過ぎない。」との答え。出来るかどうかはわかりませんが、考えるきっかけにはなったのではないでしょうか?

             

             

             

            ■ 03月31日(土):共同農年作業 ~ゴボウの種まき~

            塾生たちは塾舎からスコップを持って畑に出かけました。形の良いゴボウを育てるためには、畑を深く柔らかく耕さなければなりません。この日は比較的涼しく重労働日和(?)でした。

            2st_b8.jpg目標は1m!土を柔らかくすることで、ゴボウはまっすぐ育ちます。農業指導の先生の話を聞いてから作業を開始しました。みんな勢いよく掘り始めました。

             

             

             

             

             

             

            2st_b9.jpgゴボウ収穫?!そんなことはありません。これは畑の外の木の根が畑の下に張り出していたのです。深い穴を掘る途中にはこんな障害も待っていました。

             

             

             

             

             

             

             

             

            2st_b10.jpg 掘り始めて1時間、塾生たちの腿から腰の深さくらいになりました。しかし、このあたりから土が硬くなる「マサ」にぶつかるのです。ここからが大変な作業でした。

             

             

             

             

             

             

            2st_b11.jpgようやく休憩です。休憩前にどのくらいほれたか記念撮影。平均約80cmもの深さになりました。しゃがむと、すっぽり穴の中に入ってしまいます。

             

             

             

             

             

             

             

             

            2st_b12.jpgゴボウの種を播くために埋め戻し作業。「せっかく掘ったのに...」と言う声も聞こえました。この苦労が秋収穫する時に結果として出るのです。長くて立派なゴボウになることを祈って柔らかく土を埋め戻しました。

             

             

             

             

             

             

             

             

            2st_b13.jpg深かった穴もすっかり元通りになってきれいな平らな畝(うね)になりました。ようやくゴボウの種まきです。農業指導の先生の話で、種の方向がそろっているときれいに芽を出すことを頭に置いて、塾生たちは一粒一粒丁寧に種をまいていきました。

             

             

             

             

             

             

             

             

            ■ 03月31日(土):夜の塾活動 ~チーム農園発表~

            この時間は、第1ステージに話し合いをしたチーム農園の作付けの発表を行ってもらいました。この時間までに各チームとも、自由時間を使ってチームで話し合い、まとめて来ました。各チームとも特色がある発表となりました。

            2st_b14.jpgチーム名、メンバー紹介、植える作物とどのように育てるかを順々に発表していきました。発表が終わると、塾生やスタッフから質問と、アドバイスが次々と出ました。各チームとも質問による疑問点やアドバイスをまとめられたのでしょうか?これからのチーム農園作業に反映してもらえることを期待しています。

             

             

             

             

            ■ 03月31日(土):リーダー会議

            2st_b15.jpg就寝準備・入浴の後、各チームで選ばれたリーダーとサブリーダーが出席して、塾頭からチームリーダー会議の開催について説明がありました。今後は、この会議をチーム内外の情報や困りごと・提案などを話し合い共有する場とし、リーダーとしての自覚をもってもらいます。

             

             

             

             

            ■ 04月01日(日):共同農園作業 ~ダイコンの種まき~

            この日の共同農園作業はダイコンの種まきです。日曜日は土曜日とは異なり、天気がよく暑い中の農作業となりました。日中の気温は27度まであがり、塾生たちは少し汗ばみながら作業を進めました。

            2st_b16.jpg鍬(くわ)を使い、通路の土を盛り上げ、かまぼこ型の畝(うね)を作りました。塾生たちはまだ、鍬を使うのが慣れていませんので、最後の仕上げは手で行いました。これから作業を重ねていくにつれてこれら道具が思うように使えるようになるでしょう。何事も経験です。

             

             

             

             

             

             

             

             

            2st_b17.jpg種の種類によって覆土(ふくど...種を覆う土)の厚さが変わります。土曜日のゴボウは光が当たったほうが発芽しやすいので覆土は薄く、逆にダイコンは光が当たらないほうが発芽しやすいので覆土は厚くしました。塾生たちはただ種を播くだけで野菜が出来るのではないことを知りました。出来上がった畝にダイコンの種を播いていきました。大きくなるのが楽しみです。

             

             

             

            ■ 04月01日(日):チーム農園作業 ~土作り~

            いよいよチーム農園作業です。まずは作物を植えつける前の作業で土作りを行いました。この土作りは、作物を育てる前の準備で、作物が育ちやすい空気を含み、水を適度に含む土が作物が育ちやすい環境です。各チームの畑に牛糞堆肥と腐葉土を混ぜ込みました。

            2st_b18.jpg牛糞堆肥は約15kgあります。チームのメンバーと協力して畑まで運びました。チームワークが大事です。

             

             

             

             

             

             

             

            2st_b19.jpgプラミ(写真オレンジ色の道具)にいっぱい腐葉土を乗せて自分達の畑に運びました。これは自然塾産の腐葉土です。一昨年の冬にスタッフが山から集めた落ち葉を昨年に寝かせて作りました。

             

             

             

             

             

             

            2st_b20.jpg堆肥、腐葉土を畑に満遍なくまきました。あまりの重さに堆肥に振り回されている姿も...。

             

             

             

             

             

             

             

            2st_b21.jpg次は耕運をしました。チームのメンバーが力をあわせて畑を耕します。みんな力強い姿を見せてくれました。

             

             

             

             

             

             

             

            2st_b22.jpg最後の仕上げで平らにならしました。これは畑が平らでないと雨によって一箇所に水がたまったり、畑の土が外に流れ出てしまうための重要な作業です。

             

             

             

             

             

             

            2st_b23.jpgこのチームは早速ニンジンの種まきをしました。次のステージになると時期がずれてしまうとのことでした。時間がないからといって人間の都合には合わせても自然は待ってくれません。手際よく作業に取り組んでいました。

             

             

             

             

            ■ 04月01日(日):帰宅

            2st_b24.jpgだいぶ疲れたようで、バスに乗ったらぐったりしている塾生もいました。今回の活動で体力を使いきった様子でした。

             

             

             

             

             

             

            ■ 編集後記

            今回は2回目の活動となり、塾生同士がずいぶんと仲が良くなった事によって、集合時間に遅れたり、塾生室で遊んでいて食事の時間になっても食堂へ降りてこなかったりするような、少し浮ついたところが見られました。また、共同生活の目標である「話を聴く」事について、注意深く聴く塾生もいましたが、そうでない塾生もいました。「聴く」ことと「聞こえる」事の違いが大きい事が今後の活動で気付くように働きかけたいと思います。危険予知訓練の最後に振り返りとして、危険なものをどうすればいいか塾生に聞くと、「取り払ってしまえばいい」と答えてくれました。しかし、スタッフが「じゃあたとえば、塾生室のロフトに上がるはしごを落ちる危険があるからといって取り払ってしまってはいい?」と問いかけると、塾生たちは何も出来なくなってしまうことに気が付いたようでした。正しく使うことによって便利なものや楽しいものが、使い方によっては危険となるのです。怪我が少なくなるためには、自分を戒めることや、異常があったら放っておかない、整理整頓をする、といった普段からの心構えが必要です。慣れと同時に気持ちがうわついてしまうので、自らが意識して注意すること、覚えたことをきちんと丁寧にやる事が大切です。これからの活動でも心に留めておいて欲しいものです。 

            <K.M.>